麦本三歩の好きなもの 第二集

 

文庫版の続編ありがてえ〜!基本気負わず読める作品で好き。図書館勤務のおっちょこちょいな三歩にも後輩が出来たり公園ピクニック合コンで出会った男性とデートしたり怖い先輩が結婚して、そして職場を去ったりとりとめのない日常話やらお仕事失敗談で胸がギュッとなったりとか。

 

スキマワラシ

 

特定のモノに触れると頭の中に情報が流れ込んで来たりする、不思議な能力を持つ散多とその兄襖の引き手コレクターで小道具屋を営む太郎。とあるお店で触れたタイルがきっかけで、亡くなった両親とのなんらかの関連、ビルの解体現場などに現れる謎の少女やら、縁あって出会ったアーティストの醍醐覇南子、いろいろな謎が絡み合ってきてそういうとこで繋がりがあったんだ〜と思ったり。全体的にふわっと不思議なお話って感じだったかな