レモンと殺人鬼

 

子供の頃に父親が殺され、ほとんど一家離散状態になっていたけど、細々と交流があった妹が刺殺されてしまった小林美桜。被害者遺族のはずの美桜だが、妹には保険金殺人の疑惑があり、マスコミに追われ、世間の目は冷たく。妹にかけられた疑惑を晴らすためにジャーナリストを目指していると言う渚丈太郎という男が協力を申し出て来たり。続きが気になってさくさく読んでしまって、最後まで二転三転するのでえっっ?!ってなるし叙述トリックも効いてたなぁ。しかし、やべー登場人物が多い

 

貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です3

 

一花の友人の劇団で起きた事件や、リヒトの知人のちょっと困った院生の研究室で起きた事件や、東雲コンツェルンの新商品お披露目のイベントで起きたトラブルなどを、一花のチョイ足し料理をヒントに解決していく。そして、リヒトのお家問題や探していたスープのお話もありということでシリーズ最終巻だったのかな?