御旗氏の妨害によりますます四面楚歌が厳しくなる槍羽さんたち。一方で花恋は取材のために変装してコルセンでバイトを開始。いきなりコルセンは結構ハードなのではクレームはゴリゴリに削られるからでもめげない花恋のすごいよ。花恋の小説、そして編集として花恋の担当についてくれる沙樹、絵師さんも二人引き受けてくれ、少し追い風が吹いてきたかな?渡良瀬さんも百目鬼と再び対峙して人材を少しだけ確保出来て、ヒロインたちもたくましくなっていってる。花恋のお仕事小説はさいしょは新横浜氏をモチーフにしたマスコットキャラに話題が集まったが取材したことが生きたお話は好評に。しかし自分で自分の首を絞める事態がそりゃ過酷なお仕事には飛び込んでいきたくは無いよなぁ。御旗氏とのバトルはわざと怒りを誘うようなことを言い冷静さを欠いたところにつけ込んで他の企業と亀裂を生じさせるもの。勝負が終わった後の御旗氏を見ると元は悪い人という訳ではなかったのにと憐憫の目を向けてしまうな。ネコオ先生もまた自分の作品を書くことを決めたようで良かった。


懸念されていたコルセンの人材確保も渡良瀬さんの頑張りでクリアされ、最後は説明会に来てくれた槍羽さんの演説で〆。魂の叫びわかるわかる。終わりそうな感じだなと思ってたらやはりここで一旦締めるそうで。ラノベらしく無いお仕事ラノベ、大人だからこそ楽しめるそんな作品でとても大好きな作品でした。