久しぶりに読書感想文とか…本ラノベじゃない小説読むのはいつ以来だろう←





「吉野北高図書委員会」

著・山本渚


「学園モノ」と「図書委員」というフレーズが気になって購入しました。




青春時代を彷彿とさせる図書委員のメンバー達の揺れる気持ちが甘酸っぱくて切なくて、爽やかな気持ちになれる一冊。



主人公のかずは同じ図書委員をしている気の合う友達・大地へ微妙な想いを抱いているが、その気持ちにはフタをしている。
一方、同じく図書委員をしている藤枝は普段はからかったりつっこまれたりしている関係のかずに伝えたい気持ちがあり…




そんなに大きな波乱はなく、さらっと読める話で、登場人物が皆素直なイイコ達で、ああ、いいなぁって思える話です^^気の合う仲間たちと仕事をするのってすごく楽しそう。図書委員私もやりたかったビックリマーク中学の時とか意外と人気あったんだよなぁ…


キャラクター達は徳島弁?で話しているのですが、これもまた柔らかい感じがして、物語にマッチしてると思います。



主人公のかずはすごいしっかりしてて、気配りが出来て、誰とでも分け隔てなく優しくできる、同級生にいたら憧れるタイプだな…



なんというか…あの頃に帰りたい(笑)



解説は堀北さんでした。