昨日はシュタイナー勉強会に出て、帰ってからMacへの移行作業の続きをやってました。といっても、最初の作業はパソコンの電源すら入れません。なんの作業かというと・・・実はパソコンを置くメタルラックの組み換えです。iMacは液晶の位置が高いんですが調節できないので、机側のパソコン台部分を下にずらしたのです。作業が終わって、ふとあることに気づきました。パソコンが傷つかないようにテープを貼ったんですが、その際使ったハサミのキャップが見当たらないのです。まあ、大したことないといえば大したことのない話です。ハサミのキャップ。ハサミ自体ならともかく、普通なくしても全然気にしない人も多いであろう、キャップの方。別に見つからなければそのままししておけばよい、と思うんですが。これがサガってやつでしょうか。一度気になっちゃうと、探すのをやめないんですよ。でまあ、部屋の中を思いつく限り探して、それでも見つからないんです。でまあ、普通あきらめるじゃないですか。頭で考えられる場所すべてひと通り探して、それでも見つからないわけで。でもそこからもう一度、全部調べなおしちゃうんですよね。それを3回くらい繰り返した時ですかね。探していたものが目に飛び込んできました。そう、別に見つけにくい場所にあったわけでもなく、でもどういうわけだかスッポリ探す場所から漏れていた場所に、ポンとあっさり置いてあったのです。よくある話といえば、よくある話。何が言いたいのか、というと。探している間、ふと「これって、何かの感覚に似てないか」と頭に引っかかるものがあったのです。頭で考えつく手段を出し尽くして、しかしそれでも諦めずに、無駄とも思えるような、同じ場所をぐるぐる回っているかのような、しかしもがきつつ試行錯誤を続けるという、そんな感覚。そう、これは問題解決の感覚なのでした。失せ物探しの感覚は、問題解決の感覚に似ている。言ってみればそれだけの話で、単純に聞こえるかもしれませんが、しかし僕はこの感覚でもって、ハサミのキャップを探すよりもはるかに難しい仕事上の問題も、全く同じように解決しているのです。なんだかそれが面白く思えたのです。共感したら↓このリンクをクリックを。
河西 高明 BLOG
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