置いていかれる物語

 

それを持っている限り

分岐は続く。

 

それを降ろした時

道は一つになる。

 

 

一本道とは

速い道ではない。

 

争いも

追い越しも

比較もない道。

 

そこでは

人は

 

自分の歩幅で

歩く。

 

一本道に入った者は

もう誰にも

置いていかれない。

 

 

 

歩幅とは

速さではない。

 

存在が

どれだけ自分に

一致しているか。

 

一致している者は

ゆっくりでも遠くへ届く。

 

一致していない者は

速くても

円を描く。

 

 

目的地は外ではなく

「本来の自分」

 

体は

自分のリズムを

知っている。

 

 

道の終わりは

到着ではない。

 

思い出すこと。