歌手は、自分の短所を誰よりも早く見つけ、
自分の長所を最後に知るそうです。
長所は聞き手によって教わるそうです。
歌を聞き、感動し、歓声や喝采を受け、
身をもって自分の歌が人に与える影響を知るんですね。
それはどんな職業でもそうでしょう。
自分の短所を見抜けず隠し、長所ばかり押し出すのでは一流にはなれません。
私達セラピストもそうです。
お客様のちょっとしたしぐさや表情を見つけ、感情を読み取る。
動作や歩き方、普段の生活のヒアリングで不調箇所を見つけ
それを緩和するケアを行う。
どや顔で難しい技術ばかり施すのではなく、優しく時にしっかりとしたケアで
個々にあったケアを丁寧に行うことでお客様の反応をみれば
それの良し悪しが分かるときが来ます。
お客様と築き上げる関係性も重要です。
信頼を置かれれば置かれるほど自分のセラピストとしての責任感は増しますが、
心と心の繋がりが深くなる分、気の同調が良くなり、必要以上のことをせずとも
術後の効果やお客様の満足度が抜群にあがります。
全てはセラピストがお客様の為にしたいと言う心。
満足できるケアは当たり前ですが、次回こうすればもっとよくなる!
と言う向上心を決して忘れないこと。
ちょうどセラピストとして学校も終わり、お客様に付いて今月で15年目。
何年やっても色々な発見があるものだなー。とつくづく思いました。
先日の1day salonで初めてマッサージを受ける知り合いのお客様がいらっしゃいました。
元々仲良く、仕事や生活環境もよく知っていましたので、こちらもすごくケアに入りやすい方でした。
初回は疲労箇所をとことんやっつけるお任せケア。
指圧、ストレッチ、オイルケアをミックスし、隅々までケア。
年始年末もお休みのないその方が心地よく乗り切れるように心をこめて。
初めてなのにキツかったかな?長時間しすぎたかな?そんな不安はありましたが、
お帰りになるときのお顔を見てずいぶん表情が柔らかくなっていたので一安心。
翌日の感想を聞くまでは少し緊張していましたが、
「体が全然違うわ~!浮きそうなほど軽くなった!」そう言って下さったので
自分のケアがいい方向に行えたのだと自信が付きました。
来月もお願いします、と言う言葉が何よりも嬉しいですね。
セラピストをやっててよかったー。
そんな15年目です。
これからも周りの人々のお顔を明るくしたいなー。
心身のケアが出来ればいいなぁ。
気負いせずに自然にそう思えることが長続きできているコツかと。
来年もこれからも心を込めたケアを。
大好きな人がふえて、よい出会いに恵まれますように。
Hiromi