私の祖父母は
戦時を生きたお人です。
想像を絶する、あの歴史の中を
一生懸命生きた人。
友人を亡くし、
恋人を亡くし、
家族を亡くし、、、
今も健在な祖母に会うと、
目の前の、気丈に生きるこの人は
どれだけの想いを背負って生きてきたんだろう
と、とてつもなくやるせない気分になる。
言い方が悪いかもしれないけれど、
そう遠くない未来に
戦争体験者の方々が
この世からいなくなっていく。
老いはとめられない、人間の性だ。
私は体験談に触れられたけれど
まだ見ぬ私の子供は、きっと触れられない。
本当に、完全に
「歴史の1ページ」になってしまう。
戦国時代のように
リアリティをなくしていく。
それを思うと、またもや、やるせない気分になる。
今現在の命の有無に関わらず
戦争を経験した全ての人達の目に、魂に
命がけで生きたあの時代が風化していく様は
どんな風に映るのだろう。
時の流れ、仕方の無い事だけれど…
自己満足でしかないけれど、
毎年、夏には戦争に関する本を手にとるようにしていて
今年はこれを読んだ。
この類の話は、ほぼ100%気分がドンヨリするけれど
それこそが戦争で、現実。
時代は変わった。
昔にはなかったものが満ち溢れて
昔にあったものが消滅した。
今の日本が豊かなのか、それは分からない。
だけど、
どんな状況にあっても、
病気や不幸に見舞われた方々を除く、全ての人が
生きる ・ 死ぬ という
命の選択を自由に出来るこの時代は
『平和』 以外の何ものでもないよね。
