$ありんこの自然観察日記-オヤニラミ

オヤニラミ

この魚は淡水にいるメバルみたいな魚です。

この魚は瑞穂ハンザケ自然館に展示してあったのを撮影しました。

浄化ポンプのそばをいつまでも離れず、しばらく待ったのですが仕方が無いので撮影。

もともとオヤニラミは近くに石とか隠れる場所がある場所にいるような気がします。

何年か前、サツキマスを狙って釣りをしてたときにルアーの一種であるスプーンで釣れたことがあります。

なぜ、スプーンと同じくらいの大きさのオヤニラミが釣れたのかは謎ですが

珍しい事があるもんだとおもいつつ逃がしました。

以前堰堤のそばで見かけたことがあって、川の流れが比較的緩やかな場所にいた記憶があります。

オヤニラミは今ではあまり見る事ができなくて、とても貴重な魚になってしまいました。

私が子供の頃は、中国山地の山奥に親の実家があって、そこで魚釣りをしてた時に偶然釣れた事があって

その時になぜこんな山奥で、メバルが釣れたのかと思ったのですが、

その時に近くにいたおじさんが、それは「ヨツメ」(オヤニラミのこの地方の呼び方)じゃぁ

と教えてくれました。

なぜヨツメというのかというと、目の横に目のような模様があって

それと合わせてヨツメと呼ぶらしいです。

その時は不思議な体験をしたなぁというぐらいしか思ってなかったのですが。

大人になって、オヤニラミが希少な魚であると知って子供の頃の事を思い出したしだいであります。

名古屋にいた時にオヤニラミが岐阜のなんと言う川か忘れてしまったのだけれども、捕獲された事が

ニュースになってて

その時に捕れたオヤニラミが日本で一番北で捕れたという事を報道してた。

中国山地のど真ん中のあれだけ冷たい川にいたのに、北限が岐阜ぐらいなのには少し驚きました。

したがって東日本の人たちはオヤニラミを川で見たことがないのかーーーーーーー

と少し残念でもありしょうがないかなとも思う。

考えてみればとかの遡上は広島では見られる事が無く、が遡上する広島に一番近い川は島根県にある

江の川なので、地域によって魚の種類の違いはあるのだろうと思いました。

昔は江の川もたくさんが遡上してきたらしく広島県の三次あたりで鮭が獲れてたらしい。

今はダムとかができて、一年に1~2匹ぐらいの遡上が観察されてるみたい。

三次だったか、もっと下流の作木、羽須美あたりでの稚魚を放流してると言う話を以前ニュースで

観たような気がします。

といえば関東地方より北は正月におせちにをいれるらしい?と聞いたのですが本当でしょうか

明治時代の絵にがぶら下げられてるやつを観た事があるので

関西より西ではブリが主流のらしいです。

私のうちでは、でなくブリをおせちに入れてますが、ひょっとしたら私のうちだけかもしれません。

こちらの地方はよりもブリの方がたくさん獲れるのでそうなったのかも知れませんね。

さてオヤニラミの完全な姿を見せられないのは残念ですが、見る機会があれば一度ごらんになられては

いかがでしょうか

目がくりくりしててキュートです。

小さくてかわいいですよ。