昨日姫路の義母が送ってくれた姫路城のサクラ。
「綺麗❣️」
と返信した後に
「何だか暴れん坊将軍のオープニングみたい‼️」と送ったら「なんやそれ!」と冷静に返されました。共感は得られなかったようです。
さて9時間ほど遡って、本日午前0時半に2本のサワードウ食パン(1斤×2)が焼き上がりました。
春先の気候で家の中の気温が低めなのも計算していましたが想像以上に一次発酵も二次発酵も時間がかかり
まさか焼成開始が0時直前とは、とんだ計算間違いとなりました。
これが発酵機を使わず室温であっても比較的短時間に発酵してくれる製パン用イーストと野生酵母であるサワードウの違いですね。
でもこのパンの焼き上がりがとても良くて、0時半に静かに興奮
この子の釜伸び凄くないですか⁉️
私は横長の1斤型で食パンを焼くときはワンローフ成型にするのが好きなのですが、ワンローフ成型は俵型成型に比べて釜伸びしないと言われていますよね。
でも私の経験では2斤は俵、横長タイプの1斤型は生地を分割せずワンローフにする方が釜伸びする気がします。
今回2本のうちのもう1本は長辺の釜伸びは普通でしたが短辺が伸びました。
パン発酵の精鋭部隊とも言える製パン用イーストにはタスク達成の信頼度、速度では敵いませんが、自家培養酵母(野生酵母)は個性派の微生物たちが助け合い、時に足を引っ張り合いながら時間をかけて発酵、熟成していく過程が魔法のようです。計算通りに進んでいなくても見守って待つしかなく、下手に手出しできないからこそ
「あぁパン作りにも自然の力を借りているのだなぁ」と気づきを得たり。
大げさに聞こえるかもしれませんが、信じて待つ時間の多い自家培養酵母のパン作りは、時に謙虚であることや自分の無力さに改めて気づく時間でもあります。
夫にそんな話をすると
「山荘でも買って薪割りしながらパンを焼いて暮らして、その日々をエッセイにしたら」
と笑いながら言われました。
笑うな〜
そんな夫にはパンの消費を手伝ってもらわねば!
深夜に焼けたサワードウ食パンをカリッとトーストして、サワードウブレッドと盛り合わせ。
スクランブルエッグの朝ごはんの完成です
緑がないので青汁飲みます
私も自己責任で焼いたパンの消費頑張りま〜す