先日発生した地震の影響で、東電管内に電力供給ひっ迫警報が出たので、朝から節電で薄暗い我が家です。

こんな日に限って最高気温7度の真冬日に戻ってしまったので暖房切れずあせるせめて照明を落としています。

電子レンジを使わずお鍋で温めたり、小さな心がけがも大切ですよね。


さて本題。

約2ヶ月前の2022年1月18日 

初めてサワードウブレッドを焼きました。

(事前に初種起こしを5〜7日かけて行っています)

ネット上でサワードウブレッドや市販のイーストで焼くハードパンについてよく目にする悩みが「クープが開かない」「クープがのっぺりしていてエッジが立たない」などでした。


私のサワードウブレッド第一号は十字にクープを入れたカンパーニュ。

オリーブオイルを垂らすとクープが開きやすいという情報を得て、初めてなので一回だけ試してみました。


これが功を奏したのか、ビギナーズラックか、何もかも手探りの第一号にしては期待以上の焼き上がりでした。


ただ、エッジの立ったクープが開きはしたものの、なんだか平べったいあせる そしてなぜか四角い汗うさぎ


クラム(パンの内層)はこんな👇でした。

外見が(初めてにしては)まあまあだっただけに、カットしてみてガッカリショボーン

気泡は入っていますが、だからと言ってエアリーな感じではなくズッシリ、ドッシリ。

発酵が足りていませんし、焼きも甘い。

背が低くて平べったい外見通りのクラムでした。

でも我が子可愛さではないですが、味は悪くなかったのです。

小麦全粒粉とライ麦全粒粉を配合したので奥行きのある味わいでした。


独学は改善点への気づきも「もしかしたら」レベルなので、この頃はとにかくレシピを変え、方法を変え、焼いて焼いての日々でした。

そうなるとパンの消費も大変であせる

実家は喜んで貰ってくれましたが、私は朝も昼もパン笑い泣き

トマトやカブのマリネ、水切りヨーグルトで作ったスプレッドなど、パンのお供に助けられました。


多少のビギナーズラックに恵まれたこの☝️パンの後には

「何をどうしたらこうなった?!」

というようなシロモノも誕生し、私の中ではカットしてみたら外郎(ういろう)だった事件として心の傷となっています。

多少の失敗作なら当然食べますが、これは流石に無理で即ゴミ箱行きでした。

出来もしないことを見切り発車で始めたせいで食材をゴミにした事実はなかなかの罪悪感をもたらします。

罰当たりですが、私は現状のレベルで焼けるようになるまで2回「オーブンからゴミ箱へ直行」を経験しています汗


第一号


その後改善を重ねて縦に丸く膨らむようになり


形も素材感?も徐々に改善されていきます。


失敗?の要因をなんとなくでも分析して(ノートを作るのが効果的です)、しっかりテクニックとタイムテーブルをイメージしてから、とにかく焼く!のがオススメです♡

私はレシピやテクニックを少しずつ変えた生地を2~3種類並行して進めてたりもしました。

研究と実践、インプットとアウトプット。

結局この繰り返ししかないですよね汗うさぎ


この記事の最後に、まだ短いこの2ヶ月の経験からお伝え出来る事は

ブログやインスタ等で諸先輩方がシェアされているサワードウスターター、サワードウブレッド、その他の酵母起こしにかかる日数はあくまで「その季節」「その場の環境」によるもので決して全ての国、全ての地方、全ての季節に共通するものではないので参考として捉えた方が良いです♡
指定された温度を守っても湿度や外気温によって結果は左右されるものですから
ひらめき電球

私がサワードウスターターを起こし始めたのは1月初旬でしたが、床暖房をつけていても、エアコンをつけていても、エアコンの温風にでも当てない限りは発酵の進みは遅かったです。

私達人間にも有りますよね?真冬に室温がどれだけ高くても、底冷えして体の芯が冷たいこと。

同じようなことが酵母起こしにもあるような気がします。

ですので

ネットの情報で、例えば「3日目位から泡が出始めます」とあっても自分のものは5日たっても変化がないことも当然あるのです。

もちろん長くかかる場合は腐敗してしまう恐れもあるので視覚、臭覚でしっかりチェックするのが基本ですが、酵母の自家培養は自然の力を借りるものなので杓子定規には進まないことを自分に言い聞かせていますひらめき電球

考えてみれば当たり前のことなのですが、初めての事はお手本どおりに行かないと不安ですよねあせる

ちなみに冬はストールやマフラーで包んで、床暖に置くのが効果的でしたウインク