こんばんは、夏未です
先日息子連れで実家へ帰り
数年前に他界した私の弟へ
お線香をあげ
手をあわせきました
大好きな弟です
他界して辛く哀しいけれど
父が買った立派な仏壇で
手をあわせられると
心が落ち着きます
弟の他界前の、約1ヶ月間
弟も懸命に生きだけれど
私も家族も懸命に生きました
弟の命と向きあい
生きる濃度が濃くなり
生きれることの貴重さを感じ
本気で生き始めた気がします
毎日祈るように
弟の回復を願った
交通事故で痛々しく
ボロボロの身体になった弟は
寝たきりで治療を受けても
痛みが強くて辛い状態です
今、弟はどんなに痛いだろう
辛いだろう
代わってあげることもできない
弟を助けられない哀しさが募り
しんどくて、しんどくて
心の痛みが膨張します
だけど生きている弟の為に
できることを精一杯やろう!
弟が回復して退院したら
いっぱい支えるためにも
体力つけておこう
私は健康でいよう
あの頃の私、家事育児お見舞いと
今じゃ真似できないほど頑張って
育児の合間に ジョギングまでして
本当によく私、頑張っていました
亡くなった私の弟は
交通事故で他界して
もう5年くらい経ちます
事故に遭ってから
亡くなるまでの
約1ヶ月間
痛々しい姿で治療をして
生死を彷徨う状態でした
救命病棟に入院していて
毎日辛い治療を受けます
人間の身体の痛々しさを見て
心身ともに宝だと思った
寝たきりで管だらけの弟は
治療が本当に辛そうでした
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毎日当たり前のように生きている
家族の姿は幸せそのものだと
弟の存在が私に教えてくれて
弟は愛おしくかわいい存在です
交通事故で変わり果てた
弟のことが毎日気になって
当時私は1歳になる息子連れで
毎日のようにお見舞いへ行きます
今思えば私、すごいスキルです
はじめの育児で1歳の子連れ
電車に乗るのは朝飯前
家のことやって←家事
息子の育児を家事と並行させ
預けない形の子連れスタイル
お見舞いの待合室まで子連れ
弟の状態は緊急自体なので
見舞いは大人しか許可されず
子連れで弟のベッドまでは
残念ながら規則で行けません
待合室で私の父と会い
父が弟を見舞った後に
私の父が、孫である私の息子を
待合室で抱っこしてみてくれます
父と私と息子が連携した形で
子ども立ち入り禁止の病室に
私はお見舞いへ行くことが
奇跡的に沢山できました
弟のお見舞いは常に息子連れです
ベビーカーは使わないで
移動しやすい抱っこのみ
胸元の住民こと息子を抱き
電車に乗って病院へ行きます
弟の姿と対面したら
死なないで
死なないで
一緒に生きたい
弟が生きて退院することを
祈るように願っていました
想い出すと哀しいです
涙が出てます
痛々しかった弟の最期の記憶を
平気になるより、涙が出ていい
哀しんでいい
哀しんだ方がいい
愛した分だけの哀しさが
全身に渦巻く今のままでいい
自然なことだから
何の問題もありません
都会の夜景を見ていたら
他界した弟への哀しみを
私を励ましてくれるような
活気に満ち溢れていました

