さて、湯治2日目の夜も目は覚めながらも、酒は飲まずに朝を迎えました。

 

朝起きて、また朝市に行ってたくわんを購入。

写真は撮りませんでしたが、いつものスーパーで売ってるのとは味が違うかな、と。

 

そして宿の前に着くと、清掃したばかりの足湯あり。

 

そして朝食。宿のご飯は美味しい。

 

宿の人に聞いたら、最近は素泊まりの湯治客は少なくなってきて

今は5%くらいかなあ、と。

みんな朝食付きとか2食付きのプランでプチ湯治していくとのことでした。

 

1階と2階には湯治客用の共同炊事場があるというので行ってみました。

普通のシンクに小さなガスコンロが1つ、まるで普通の民家の炊事場と同じです。

 

隣には宿泊者用の冷蔵庫があったので、こっそりのぞいてみました。

中には何も入ってませんでした。

自炊の人はいない、ということでしょうか。

 

2泊3日の湯治生活を堪能し、また村営バスに乗って新庄駅の待合室に行くと、

泊まった旅館の女将さんなのか従業員なのかお世話になった女性と

出くわし、息子が埼玉にいるとか、これからどこに行くとかの話。

やっぱり田舎の人はいいなあ・・、埼玉ではありえない。

宿のエレベータの中でも、肘折温泉は4回目という静岡と大阪から来たという母娘とお話。

まさに、「袖振り合うも多生の縁」なのかわかりませんが、偶然の出会いも楽しい。

 

新庄駅からは、この3月から運行し始めたE8系つばさに乗って帰りました。

 

山形の紅花をイメージさせる黄色から赤へのグラデーションが鮮やかな座席でした。

 

          おしまい