アマゾンプライムで、村上春樹さん原作の映画

「ドライブ・マイ・カー」が無料で見られるとのことで視聴。

カンヌやアカデミー賞で、何かの賞をもらって話題になった作品です。

 

約3時間のドラマであったが、原作はこんなんだったかな??、

という疑問がたくさんありました。

・はじめからベッドシーンなんてあったかなあ

・チエーホフの劇団だったかな?なんてあったかなあ

 言語が違った人が演ずる劇って??

・登場人物がこんなにみんなみんな愛想なかったか

・広島や北海道に行ったっけ?

・原作の最後に韓国にいるような場面はなかった

とか、疑問がたくさん・・。

 

前にこの原作を読んだのはいつかと思い、前に書いてたブログで

検索してみたら、2016年に読んでブログに載せていました。

「ドライブ・マイ・カー」は村上春樹さんの

「女のいない男たち」という短編集の中に収められている中の一つです。

 

読んだ文庫本はブックオフで、たぶん10円くらいで売ったのでもうありません。

この映画はどこまで脚色しているのだろうと思い、

ブックオフにいけば100円くらいで買えるかと思って、昨日

別なブックオフに行って探したら\500でした。

映画で有名になったから高く設定したのかわかりませんが

古本の文庫本を500円出して買わなくても、ということで買うのを中止。

 

で、ネットで検索したら

原作にないところがたくさんある、ということがわかりました。

この映画は、原作を題材にして作った別物の映画だと理解しました。

劇とかベッドシーンで話していることが、ただ原作をわかりにくくして

しまったような気がしてならないのです。

原作の、短い文章の表現で読み手がいろいろ想像する部分を、

映画では創作した映像を視聴者に強制しているとしか思えないのです。

話題になった映画だけに、見てからちょっとがっかりという感じです。

浅田次郎さんの「鉄道員(ぽっぽや)」や、黒川博行さんの「後妻業」、

宮本輝さんの「泥の河」などは、原作と映画にそこまでの違和感はない。

 

続いて、アマゾンプライムで、「老後の資金がありません」という映画も

無料というので、ついつい見てしましました。

 

この話の原作は、垣谷美雨さんの同名の本で、2019年に読んでいました。

 

上にあるように、2021年に映画化されたようで、その少し前に読みました。

これは本、映画ともに捧腹絶倒のエンターテイメントです。

映画には、主演の天海祐希の他、草笛光子、竜雷太、毒蝮三太夫、

藤田弓子といった昭和のスターも出ているし、友近、三谷幸喜、

柴田理恵、佐々木健介・北斗晶夫婦らのユニークな面々に加えて

松重豊がいい味を出しています。

こちらは単純に面白い。