ELECTROLAND-黒い家

これからはちょいちょい読んだ本の感想などもしていきたいと思います。

というのも、最近ものすごい勢いで本を消化してるので、何らかの形で吐き出していきたいと思ったからです。


貴志佑介、結構前にISOLAは読んだけど、その時はそこまで印象に残らなかった

んで、突発的にホラーが読みたくなって評価の高かった黒い家を手に取った。

タイトルだけの印象から、リングみたいな心霊系和声ホラーなのかな?とか思ってたら人間が一番怖い的な内容だったのがちょい意外だった。


この作品って描写が際立って異常性を打ち出してるから、かなり怖く仕上がってるけど

結構こういう事件って起きてるんだよね現実

ニュースでは猟奇的事件とだけ報道され、そこで終わる事件ばかりだけど、これを読んだだらそういうたぐいの報道が急に重さを増してきたよ。


異常性とか猟奇性とかそういうのを全面に押し出した作品なんだけど、決して狂気を押し付けようとするもんじゃないんだよね。

心理描写とかも濃い…

作中でもすべての人々に狂気の可能性があると語っているし、それに納得してしまう自分もいる。

誰しもが狂気にとらわれる可能性ってあるんだよね。本当に。

だからこそ恐怖が湧きたつんだろう。


本当に怖い怖い言いながら読みました。

でも面白かったです。


途中いきなりピーターハミルが出てきたときはびっくりしたね。

自作のタイトルもキングクリムゾンの1stを連想させるし貴志佑介さんプログレ好きなのかな?






何度聞いても疲れない盤ってあるよね、


人によって心地良い音楽って違うと思うんだけど

最近のダウナーな俺にとっては圧倒的にブリストル系が来てるのよ



ELECTROLAND

Massive Atackの1st

Blue Lines


歌詞見ながら聞くとよくわかるんだけど、メロが最高に良いよね。

美しい・・・

もちろんグルーブとかもかなりダウナーで心地よい

もう、圧倒的に名盤だね


ブリストル系の元祖とも呼べる作品なのかな?

一音一音、音を拾っていくと本当に研ぎ澄まされてるなと思う。

すべての音が気持ちいいのよ


的確につぼをついて行くんだよな



本当に最高にクールな作品だと思う。


何度聞いても燃えるね



ELECTROLAND-kyte

イギリスの5人組kyteの1st、kyteです。

ポストシガーロス、ポストレディへとか騒がれて結構人気らしい


エレクトロニカとかとも言われる人たち

個人的にニカはあまり聞くジャンルじゃないんですよね

思い返してみると、どちらかというというと生音系のポストロックばかり聞いているなー
たまにはニカも良いね♪


ジャケがいいね。

こういうモノトーンなジャケは好きだ


音もジャケから受ける印象と近いね、上にあげたシガーロスとかmogwaiとかをエレクトロニカに接近させて、もうちょいポップにしたって感じ

シガーロスとかよりも短い曲多いしわかりやすい

だけど飽きない

展開もしっかりしているし


1stでこれはかなりいいんじゃないか?

2ndも出てるみたいだし聞いてみるか


結構単調になりがちなジャンルなんだけど、感性が良いんだろうね、若さを感じる(何様だ!)

一つ一つの曲がきちんとしていると思う。


それで結構大胆に展開していくんだよね

壮大っつかなんて言うか、

結構心揺さぶられます。


落ちこみたいときはmogwaiとかのほうがいいんだけど、

これは元気をもらえるポストロックだね!