７月某日
朝、5：50頃起床すると、リビングには妻と子ども二人。
妻はキッチンで朝食の準備をしていた。
この日は息子が臨海学校へ行くため家を出るのが早い。
そのため朝食の支度も早いのだろう。
――彼女の素晴らしいところ。
それは、こういう子どものイベントの時には、自分がどんなに疲れていても早起きしてご飯やお弁当を作ったり準備するところだ。
しかし。
彼女の悪いところは、早起きや料理や準備をしなければならないことで不機嫌になり、家族から褒めてもらったり感謝されないことでさらに不機嫌が増加すること。
最悪なのは、自分が疲れているときにはさらに不機嫌さが爆発的に上昇すること。
最低なのは、子どもたちが気を使って「お母さんありがとう」「お母さん何かお手伝いすることある？」と声をかけても、「言葉だけじゃない！」「いわれなくても率先してお手伝いすれば！？」「自分でやった方が早いから向こう行ってて！」とキレたりあるいはムシするところだ。
まあ、疲れて八つ当たりするくらいならグースカ寝てろ！というのが私の率直な感想だ。
――閑話休題。
私がリビングの入口から家族全員に「おはよう」と声をかけると、子どもたちは「おはよう」と返事があった。
妻からはナシ。
キッチンで調理中のため聞こえなかった可能性もあるが、聞こえているはずの場合でも返事がないことが多い。
ムシなのかどうか実際には不明。
その後、朝食の後片付け（私が食器を洗う）の終了までの間、妻との直接会話は一切ナシ。
私と子どもたち、妻と子どもたち、子ども同士のそれぞれの会話は少しあった。
なお、我が家では、妻が食事の準備中（＝不機嫌）や食事中に、妻以外が話すと妻が「うるさい！」キレることが割とある。
このため、私や子どもたちの食事中の会話は必要最低限（「しょう油とって」など）だけと少なくなる。
あるいは、妻がご機嫌でしゃべるときには妻と子どもたちで会話しながら食事となる。
息子は臨海学校へ出発し、妻と娘はリビングで過ごす。
私は自宅で仕事を始める。
8：45
私がパソコンで仕事をしていると、妻がやってきた。
妻「娘を連れてデパートへ行く」
私「いってらっしゃい」
妻「その後習い事へ連れて行くので帰りは夕方」
私「わかりました」
妻は無表情、用件だけ言ってさっさと部屋を出て行く。
時間にして30秒くらい。
この後、私も仕事で外出。
17:50 帰宅
私が帰宅するとリビングに妻と娘。
私が「ただいま」と声をかけると娘は「おかえり」と返事があるが、妻はムシ。
18：30 夕食
妻と娘と3人でピザをシェアする。
これが実は厄介。
シェアするものについて、私が食べすぎても食べなすぎても、妻からは文句が出たり不機嫌になる。
（食べ過ぎた場合→「子どもの分を食べた」「明日の分がなくなった」。それを回避するために少なめにした場合→「あたしが作った（用意した）ものがイヤなら食べなければいいじゃない！」など）
ピザの残りが1/3くらいになったところで、娘の手が止まり、食べるとしたら妻だけになる。
私「お母さんはあとどれくらい食べる？」
妻「全部食べていい」（無表情、目も合わさない）
食事時の直接会話はこれだけ。
時間にして10秒くらいか。
私が食事の洗い物をしていると、妻が話しかけてきた。
妻「田舎に行くのはX日からX日まで」
私「わかりました」（メモをする）
聞きもしないが、妻が説明を続ける。
息子と娘の習い事の関係でこの日程になったなど。
（理由は分からないが、聞かれもしないのに妻は自分の決定の根拠を説明するときがある。正当性（？）を認めさせたい？）
妻とのこの会話は時間にして１分程度。
笑顔などは全くなく、淡々と報告だけ聞く感じ。
余談ながら、昨年の田舎への帰省は、妻は私に日程を知らせなかった。
子どもたちから「明後日から田舎へ行く」と聞いた。
私が行かないイベントではこれは珍しいことではない。
（一緒に行くかどうかも聞かれないが）
20：00
私が仕事のため少し外出して帰宅した。
妻と娘は寝室に。
「ただいま」と声をかけると、妻がわずかに声を出す。
口の中でモゴモゴとおかえり？（反応があることの方が少ないので、文句で「うるさい」とか？）
娘は寝たふりしていたので「おかえり」とは言わないが、しかしその後起きてきて少し会話をした。
この会話に妻は加わらず。（「うるさい」とキレることはあるが）
この日の妻との会話時間は1分40秒＋モゴモゴ１言くらい。
会話は連絡事項のみ。
挨拶さえナシ。
帰省の話があった分だけ普段よりも長かった方だ。
ここ１～２年の間、連絡事項を除いて、妻と話すのは口論が99％。
1％は思い出せないくらいだが、近所に新しい飲食店ができたとか、知人や親戚関係のこととか、それくらい。
笑いながら話したことはゼロだ。