おはようございます!
1989年、天安門前の民主化の要望を
戦車と銃を持って弾圧した中国共産党。
2012年に発生したデモでは
民衆が、モノを壊し、建物に火をつけて歓喜しています。
この時、共産党はこの行為を止めることなく
破壊活動を許し、中国全土に広がりました。
その真相を探ります。
■敵を作り煽る中国共産党
『反日デモの目的』
それは敵を作り
その敵愾心を煽って
国民を束ねることにあります。
国内問題などを
棚上げにするという効果があります。
中国の農村と都市部の格差は
激しく、貧困が進む地域は特に
衣食住すら、与えられていません。
そんな状態に対するはけ口を
「反日」運動をして発散させているのです。
○沿岸部と、大陸西側の所得格差
→なんと10倍以上とも、いわれています。
日本でここまでの差は考えられますか?
例えば、
「都市部で月収20万円の給料が、農村では2万円しかない」
という状況はいくらなんでもありえません。
■デモ参加にお金を払う中国共産党
反日デモへの参加、それは報奨金を払い
中国共産党が制御しています。
「日当、○○元というように。」
だからこそ、こんなにも多くの中国人が
デモをやっているのです。
そして、公安局が通達を出すと
「鶴の一声」でデモは止まります。
報酬があったことは確認されています。
■大連 反日デモが起きなかった理由
2012年、遼寧省大連市では、
反日デモは起きませんでした。
日本車が襲撃されることもなく、
スーパーが破壊されることも
ありませんでした。
それはなぜでしょう?
○遼寧省大連市の位置 遼東半島の先にある街です。
実は、大連市は戦前、40年ほど
日本の統治下にありました。
大連駅は上野駅をモデルにしており
日本資本も相当多く入っています。
日本に留学された方も多く
日本人の知り合いも多い街なのです。
~日本式の面影を多く残す庁舎が残っています。
直接、日本人とふれ
話したことがある方が多い街では
デモは、一切起きないという証左となりました。
もちろん、人民日報や官製メディアにより
日本の尖閣国有化は知っている中国人も
多いことは間違いありません。
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ところで、
デモを行うからには真の目的が必要だと思いませんか?
市民が望む目的を持った
デモ・運動とは何なのかお話をします。
■香港の民主化運動 ~政府は容認せず
香港でのデモ それは
市民が選んだ方を議会に送り
いわゆる本当の民主主義を獲得するためのデモです。
大陸・・・上海、北京、深圳、成都、広州などのデモは
反日デモです。
ただ日本製品を壊すためだけにあり
そこに民主主義の獲得などの真の目的はありません。
■反日デモが、反共産党デモへ・・・
そして繰り返されるデモの中で
大陸の民衆は、目的意識を持ち始めるのです。
山東省済寧(さいねい)市では
反日デモが"反共産党、反城管"デモに変貌し、
デモ参加者らは城管に抗議する
横断幕を掲げ、政府庁舎に向かいました。
四川省成都市では
警官隊がデモ隊の進む道路を塞いだため、衝突が発生。
複数の学生や市民が負傷し、
学生複数名が拘束されました。
○自由や民主を掲げる民衆 右に「捏造(?)中国」の文字も
(リンク先:新唐人テレビの解説動画)
こうなった時点で共産党当局の
デモの意義は失います。
そのためデモの扇動は終わり、
当局によりデモは一気に収束されたのです。
デモを利用し
国民の不満のはけ口を作ろうとした
中国共産党、そのコントロールも
最終的にはうまくいかず取りやめました。
前半部分は、日本では報道されていましたが
後半などは中国にとって都合の悪い事実だったため
あまり報道されていなかったかと思います。
中国の「反日デモ」について
ご理解いただけましたでしょうか?
次回は
「反日はデモだけではない?
中国共産党の様々な反日政策」
についてお話しします。
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