おはようございます。
日本の政治システム、体制が
「中国と全く異なっており、中国の方が
目を見張ることがある…」
今日はそんな話をしたいと思います。
・「これが民主主義か!」~中国のネットユーザーが驚愕!
先月、大阪の橋下市長が、
「府市合わせ(不幸せ)」となっている
大阪の行政システムの再編を行うため、
住民投票を行いました。
残念ながら、その結果は僅差で可決ならず。
○投票結果 僅差で否決
これに対し
中国のネットユーザーが
「中国では自治体の改編など政府の紙切れ一枚で伝わるのに…」
と民主主義へ羨望をにじませたとのことです。
これは面白いなと思いました。
行政再編、二重行政の解消などについて
住民投票など、されることがない社会に生きる方の意見だと思います。
・ピラミッド構造の社会 ~共産党独裁とは?
日本では、毎日、テレビにて
『総理!今回の法整備は
国民のためになっているですか?』
と突っかかる野党議員の姿が目にすると思います。
○民主党辻本議員と安倍総理の討論
中国では、こういった場面は、
お茶の間では存在しません。
共産党以外の異なる意思を持った団体を
作ることすら許されておらず、
テレビや新聞などが
現体制のやり方をあれこれ、議論することすら
全くもってできません。
例えば、
国会(全国人民代表大会)において
『習近平主席!
今回の腐敗一掃のための対策は、
主席の身の周りの点検をせず、
ただ政敵を排除するだけのものだ
スターリン主義を反腐敗主義という言葉に置き換えただけだ!!』
とか
『李克強首相のリコノミクスは、
都市のゴーストタウン化を止められず、バブルが一層進んでいる!
経済格差により、日々の生活もままならない農民が増え
暴動が毎日、起きている』
などと発言したら
その方の役職は、解任され
まちがいなく逮捕・解禁といった事態に発展します。
・世界銀行「AIIB」 ~中国的価値観が通用するのか?
中国では、 『お上がすべてを決める』
が当たり前となっていることが、ご理解いただけたと思います。
さてここで昨今、
中国が息巻いて世界各国に
参加を呼びかけている「AIIB」についてお話をします。
アジアに投資を呼びかけるため、中国主導で作り
ヨーロッパやアジアなど57カ国が参加することになっています。
ついに6月29日、設立協定の署名式が
北京にて開かれることになりました。
注視したいのは
本部→北京 総裁→中国人 最大出資国→中国
だということ
さらには、他国との話し合いで持ち出された提案にも
中国に「拒否権」があるようです。
日本は「不透明な組織運営や融資審査基準」などを理由に
参加を見送っています。
これについては判断は正しいと思います。
「バブルが進行する有り余った
中国国内の生産エネルギーを他国に振り分ける」
ということになろうことは容易に想像がつきます。
・天と地の差? ~価値観の違いを見つめなおすとき
日本では住民投票という言葉が浸透してますが
中国では、日本では当たり前のことが、驚きを隠せない…
そんな中国的価値観が世界に通用するかどうか
ここをしっかり見極めないといけないと思います。
20年ほど前
中国の工場が安く使えるということで
大挙して中国に生産拠点を移した日本やアメリカの企業。
数年前から、どんどん撤退しているのをご存知ですか?
もちろん労働者の賃金が高くなったというのもありますが
「価値観の違いからきている現象だ」ということを
今、見つめなおすときだと思います。
本日もお読みただきまして
ありがとうございました。
ご感想お待ちしております。
当方、ブログランキングに参加させていただいております。
貴殿のご支援、よろしくお願い申し上げます。