ア行
アンソニー・エドワード・ブラウン→拙作の主人公。キャンディの本当の意味での初恋の相手で、丘の上の王子様とそっくりな優等生的美少年。幼い頃に母ローズマリーを亡くし、どことなくはかなげなイメージを持つ。趣味はバラの品種改良。キャンディのために新種のバラ「スイートキャンディ」を生み出す。きつね狩りで落馬して瀕死の重傷を負い、一族は彼が死亡したと思い込んでいるが・・・。(注:ミドルネームの「エドワード」は、拙作だけの設定であり、名木田先生がお考えになった公式のものではありません。ごめんなさいm(__)m)
アリステア・コーンウェル(ステア)→コーンウェル家の長男でアーチーの兄。発明好きで色々なものを作るが、殆どが失敗作。聖ポール学院時代にパティと知り合い、愛し合うようになるが、第一次大戦が勃発すると志願兵になり、空中戦で撃墜されて戦死。
アーチーボルト・コーンウェル(アーチー)→コーンウェル家の次男坊でステアの弟。オシャレでキザな美少年。行動がストレートなところは兄と対照的だが、兄弟仲はとても良かった。キャンディに対してまともに告白した唯一の男性キャラだが、想いは叶わず、自分に心を寄せてくれるアニーと付き合うことに。三銃士の中で、ただ一人生き残る切ないキャラでもある。
アルバートさん(ウィリアム・アルバート・アードレー)→山賊のようないでたちで登場したが、実は三つの顔ー丘の上の王子様、ウィリアム大おじ様、アルバートさんーを持つ美貌の青年。少年時代にポニーの丘でキャンディと出会い、それからずっと影のように彼女を見守り続けることに。ラストシーンで自分の正体を明かしたが、その後二人がどう発展したか不明のまま原作は終わる。
アニー・ブライトン→キャンディの幼なじみ。ポニーの家で育つ。気が弱くて華奢なイメージがあるが、芯はなかなかしっかりしている。幼い頃からアーチーに好意を寄せ、ロンドンの学院まで彼を追いかける情熱家でもある。泣き落としに近い状態でアーチーをゲット。
イライザ・ラガン→ラガン家の長女でニールの妹。最初から最後までキャンディに辛く当たり、意地悪の代名詞に。男の趣味がヒロインと同じため、恋するたびに振られる運命。その腹いせにキャンディを陥れ、ストーリーが新たな展開を迎えることも多かった。もてまくるヒロインをやっかむのは、ある意味当然!?
エルロイ大おば様→アードレー家の「実質上の」総長。幼くして総長の座に就いたアルバートさんの後見役となる。初めからキャンディを冷遇するが、記憶をなくしたアルバートさんを彼女が献身的に世話していた事実を知ったとき、心を許す。その後は恐らく和解が成立したのだろう。アードレー家の実権もアルバートさんに移り、隠居の身になったかもしれない。
エレノア・ベーカー→テリィの母親でブロードウェーの大女優。若い頃グランチェスター公爵と恋に落ちてテリィをもうける。だが公爵は貴族の身分にこだわり、二人は別れることに。「自分を捨てた母」と誤解しているテリィを諌め、キャンディは親子の仲裁をした。
ウォルター・ウィルキンソン→(初出は第一部・第一章・2)アードレー家の執事長であり、エルロイ大おば様の片腕。幼い頃からローズマリーを愛していたが、ビンセントにとられたことで復讐心を抱き、アンソニー殺害を謀る。悪事が発覚して自殺。
エリック・シーモア→(初出は第一部・第三章・6)コロンビア大医学部の教授。付属病院に入院したアンソニーの主治医となる。
アイビーリーグ→アメリカ東部にある名門私立大学。ハーバード、エール、ペンシルバニア、プリンストン、コロンビア、ブラウン、ダートマス、コーネルの8校。在学生、及び卒業生は、「アイビーリーガー」と呼ばれる。
オリビア→(初出は第一部・第五章・1)クリストファーの恋人。結婚を誓い合った仲だが、18歳の時、冠状動脈血栓症で急逝する。彼女の死がきっかけになり、クリストファーは医学を志した。
アメリカの医学部→日本とは違って、高校から直接医学部受験は許されていない。先ず他学部を卒業し、その後4年間医学部で専門の勉強をする。つまり大学卒業が医学部受験の基礎資格になる。
拙作では煩雑さを避けるため、プレップスクール卒業と同時に医学部に進学する設定にさせていただきました。どうぞご了承下さいませ。
アンジェリック・ブラッシュ(Angelic Blush・天使の恥じらい)→(初出は第二部・第一章・3)マーカスが紹介してくれた不思議なバラ。全体がクリーム色で真中がピンクがかっている。ある日、見知らぬ青年が温室にやってきてマーカスに託した。
アマーリア・フォン・キルヒアイゼン→(初出は第二部・第二章・1)ハーバード大医学部教授であるハインリヒ・フォン・キルヒアイゼンの娘。ブライアンの想い人。毎年夏になると、ドイツからブライアンの実家へ遊びに来ている。
アンナマリア女学校→(初出は第二部・第二章・2)ジョンストン・プレップスクールのそばにある花嫁学校。ジョンストンの生徒と付き合っている少女も多い。
アイリス→(初出は第二部・第四章・2)ビンセント(ブラウン氏)の妹。15歳になる前に結核で死亡。
エイドリアン・グライムス→(初出は第二部・第四章・6)ジークフリートの父。ボストン市内で開業している医師。ドイツ留学中にバイエルン貴族の娘と結婚したが、今はすっかり夫婦仲が冷めている。ジークフリートを連れてアメリカに帰国した。
オーウェン・フィスク→(初出は第三部・第一章・2)ハーバードの医学生で、ジョンストンのガイダンスに招聘(しょうへい)された優等生。ジェラルディーンに好意を寄せており、そのためアンソニーと対立する。
アンジェラ・ローズ・シャルヴィ→(初出は第三部・第二章・4)ジェラルディーン・アークエットと名乗り、ハーバード大医学部に在籍。本当はシャルヴィ家の長女(母フローラが、シャルヴィ家当主パトリックと再婚した際、連れ子として迎えられる)。謎の多い女性だが、その美貌と人柄ゆえ、アンソニーは一目惚れする。
ウォーレン→(初出は第三部・第三章・1)アンジェラの実父。結婚前、フローラ(アンジェラの母)の主治医だった。アンジェラが生まれて間もなく自動車事故で死亡。
エドワード(エドゥアールト・ベネディクトフ)→(初出は第三部・第三章・3)アンジェラの恋人。ロシアの革命家(メンシェビキ党員)。アンジェラをボストンに残し、自分はロシアで革命工作を続けている。
アレクサンドル→(初出は第三部・第三章・3)エドワードの父親。ロシア貴族の血を引くが、今は革命家として活動に身を投じる。
アイザック・オウバートン→(初出は第五部・第一章・4)レオノーラの夫で、メイベルの父。やり手の実業家。仕事のため、たびたび家を留守にしている。
カ行
キャンディス・ホワイト・アードレー(キャンディ)→原作の主人公。孤児だが明るく元気な女の子。物語中盤からは看護婦として活躍。幼い頃ポニーの丘で素敵な少年に出会い、その後彼にそっくりなアンソニー、ちょっと不良っぽいテリィに恋をするが、いずれも結ばれず悲恋に。ラストシーンでは正体を明かしたアルバートさんと微妙な関係のまま、物語は幕を閉じる。
グランチェスター公爵→テリィの父。ファーストネームはリチャード。女優のエレノアと恋に落ちてテリィをもうけたが、爵位を捨てられずに別離。若い頃の情熱を失ってしまったせいか、エレノアとの間には冷たい隙間風が吹く。結局息子とは気持ちが通じることはなく、テリィは公爵家を捨てて俳優の道へ。
コーンウェル夫妻→夫人はアルバートさん&ローズマリーの従姉妹に当たる(他説もあり)。ステアとアーチーをアードレー家に預け、長いこと仕事でアラビアに行っていた。ステアの葬儀で初登場。
コロンビア大学付属病院→(初出は第一部・第三章・4)きつね狩りで瀕死の重傷を負ったアンソニーが入院した病院。所在地はニューヨーク。ここで意識が回復し、リハビリに励む。ジェフリーやレイチェルとの出会いがあった。
クリストファー・ブランディス(クリス)→(初出は第一部・第四章・6)ジェフリーの親友で、コロンビア大学の医学生。恋人の死を機に、医者を志した美貌の青年。アンソニーの将来に、大きな影響を与える。
キルヒアイゼン→ハインリヒ・フォン・キルヒアイゼン
グレン・マシューズ→(初出は第二部・第一章・2)ジョンストン・プレップスクールの生徒。ドイツ人だという理由でジークフリートを差別する。このためアンソニーが激怒して対立する。
ケイト・ラーセン→(初出は第二部・第二章・2)アンナマリア女学校の生徒。勝気で男勝り。大学進学を夢見ている。
コレット・アーズナー(初出は第二部・第二章・3)→アンナマリア女学校の生徒。ブライアンの想い人であるアマーリアに瓜二つ。
ガードナー(初出は第三部・第一章・3)→パブリックガーデンの管理人。アンソニーと仲がいい。バラの温室のそばに、彼の管理人小屋がある。
クレア・キーティング(初出は第三部・第一章・4)→ジェラルディーンのルームメイト。ハーバード大薬学部に在籍している才女。
サ行
ステア→アリステア・コーンウェル
ジョルジュ→ウィリアム大おじ様(アルバートさん)の片腕。素行不良なフランス少年だったが、先代の当主(つまりアルバートの父)に拾われて恩義を感じ、身を挺してアルバートに仕える。どうやらローズマリーに好意を寄せていたらしいが、報われることはなかった。独身を貫き、その渋いキャラで密かに人気を集める。
ジミィ→ポニーの家の子。キャンディがレイクウッドで過ごしていた間、ポニーの家を仕切っていた。キャンディを「親分」と慕い、淡い恋心を抱くが一方通行。後に牧場でカウボーイとして働く。
スザナ・マーロウ→ストラスフォード劇団の看板女優。テリィに一目惚れ。落ちて来た舞台用の照明からテリィを庇って片足を失う。彼への想いと、負担になりたくない気持ちの間で葛藤し、自殺未遂事件を起こす。責任感の強いテリィとキャンディは、彼女を救うために別離。悲恋の元凶となった「疫病神キャラ」として悪評が高い。
シャルヴィ家→(初出は第一部・第一章・11)シカゴでの権益を巡って、アードレー家と対立する新興成金。フランス移民。当主はパトリック・シャルヴィ。
シカゴ・トリビューン→アメリカ中西部における主要な新聞。1847年創刊。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストと並ぶ、アメリカの10大日刊紙の一つ。
ジェフリー・ダグラス・ホーウィット(ジェフ)→(初出は第一部・第三章・6)コロンビア大の医学生。病棟実習でアンソニーを担当する。彼より5歳年上で、頼れる兄貴的な存在。アンソニーの将来に決定的な影響を与える。レイチェルに好意を寄せるが、一方通行。
シーモア→エリック・シーモア
ジェンセン→ニコラス・ジェンセン
ジョンストン・プレップスクール→アイビーリーグを目指す秀才が、寄宿生活を送りながら勉学に励む私立の進学校。所在地はボストン。チャールズ川を挟んで、対岸にはハーバード大学がある。アンソニーやブライアンが通う。(この学校は架空のものですm(__)m)
GPA(Grade Point Average・単位あたり評定値)→アメリカで一般的に行われている成績評価方法の一種。
SAT(Scholastic Assessment Test・学力評価検査)→アメリカの高校生が大学受験の際に受ける一般教養の共通試験。日本でいえばセンター試験みたいなもの。この結果を志望大学に送って入学許可を取る。
ジェラルディーン・アークエット→(初出は第二部・第一章・1)男子校のジョンストン・プレップスクールに、男の振りをして紛れ込んだ才女。ハーバード大医学部に進学した。彼女こそが、「幻に見たバラの君」だと後にわかり、アンソニーは一目惚れする。
ジークフリート・カスパール・フォン・シュタインバイス(ジーク)→(初出は第二部・第一章・2)ジョンストン・プレップスクールの生徒。アメリカ人医師の父とドイツ貴族の母を持つ美貌の少年。病弱な母をドイツに残して渡米した。父はボストン市内で開業している。アンソニーには反感を持っていたが・・・
ジェイミー・チェンバース→(初出は第二部・第一章・4)ジョンストン・プレップスクールの下級生。教会の聖歌隊に入っていて、類い稀な美少年。上級生たちに人気がある。実はブリトニーの弟。
シャーリー・ワイアット→(初出は第二部・第二章・2)アンナマリア女学校の生徒。アンソニーに一目惚れする。
ジャクリーン・シャルヴィ→(初出は第三部・第三章・1)シャルヴィ家当主・パトリックの後妻。イギリスの公爵家出身で気位が高い。アンジェラの継母。
ショーン・マコーレー→(初出は第五部・第一章・2)ローゼンバーグ劇団(ストラスフォードのライバル)の看板俳優。端正な容姿と長身を武器に、人気急騰中。
シェリル・ドレイファス→(初出は第五部・第一章・2)テリィの相手役の女優。カレン・クライスの後釜(あとがま)。美人だが嫌みのない性格で、劇団員に人望が厚い。(*カレン・クライスは、スザナが事故で引退したあとの代打)
サンドラ・アプテッド→(初出は第五部・第二章・2)ニールの婚約者で、意志の強い赤毛の美人。親同士が決めた結婚だが、ニールを気に入っている。
タ行
テリュース・G・グランチェスター(テリィ)→英国名門貴族のグランチェスター公爵とアメリカの大女優エレノア・ベカーの間に生まれた庶子。聖ポール学院でキャンディと出会って恋に落ちるが、イライザの策略にはまって退学。その後、舞台俳優テリュース・グレアムとして人気を博す。身を挺して事故から守ってくれたスザナを救うため、キャンディとは別の人生を歩むことに・・・
タウンゼント→(初出は第一部・第二章・1)聖ヨアンナ病院の院長。アードレー家との密約により、瀕死のアンソニーを秘密裏に受け入れ、手術を成功させる。
帝国主義→1880/90年代から1910年代にわたる、領土拡大や植民地獲得競争現象。欧州で発祥。後に米、日も加わって競争が激化。これが第一次大戦の原因となる。列強は資本を植民地に投下して、自国の経済を潤した。
シャルヴィ家は「19世紀後半にアジアの植民地で事業を展開し、莫大な利益を上げたところでシカゴに拠点を移した」という設定。
ディックス→(初出は第二部・第一章・2)ジョンストン・プレップスクールのラテン語教師。厳格で執念深いので、「ヘビ男」というあだ名がついている。
ダンカン・ラインホールド→(初出は第二部・第一章・3)ジョンストン・プレップスクールの生徒。クラスで常に一番の優等生。ハーバードの医学部を狙っている。
ディアナ・ホーウィット→(初出は第二部・第二章・5)ジェフリー、ブライアン、モニカの母。フィラデルフィアに住んでいる。
ディートリンデ・フォン・シュタインバイス→(初出は第二部・第四章・5)ジークフリートの母。夫婦仲が悪いため、夫とジークフリートをアメリカへ送り出し、自らはドイツに残っている。病気療養中。
ダニエル・シャルヴィ→(初出は第三部・第三章・1)シャルヴィ家当主パトリックとジャクリーン夫人の間に生まれた跡取り息子。アンジェラにとっては弟に当たるが、血はつながっていない。
ナ行
ニール・ラガン→ラガン家の長男でイライザの兄。お金持ちの坊ちゃんにありがちな「失敗作」。キャンディにはことあるごとに冷たく当たるが、物語後半で彼女の魅力に気づき、好意を寄せるようになる。だが想いが通じるはずもなく自滅。「人を愛するとはどんなことか」、彼には最後まで分からなかったようだ。
ニコラス・ジェンセン→(初出は第一部・第五章・1)ハーバード大医学部教授。キルヒアイゼンと並んで「ハーバードの双璧」と呼ばれる。学生から高い支持を受ける。ジェフリーの父の同窓。
ハ行
パトリシア・オブライエン(パティ)→キャンディが聖ポール学院で知り合ったイギリス人の女の子。おとなしそうだが本当は芯が強い。五月祭でステアとダンスを踊り、それをきっかけに恋に落ちる。だが大戦が始まるとステアは空軍に志願してその後戦死。辛い別れを経験することに。ムードメーカー的存在で、ステアとは最高のカップルだった。
ビンセント・ブラウン→アンソニーの父で、ローズマリーの夫。外国船の船長。家柄は悪くないが、「船乗り」ということでローズマリーとの結婚を反対されて駆け落ち。手引きをしたのはジョルジュだと言われている。家を不在にすることが多く、妻と息子を相次いで亡くす。ステアの葬儀ではキャンディと初めて顔を合わせ、彼女は氏の中に「父親の温かさ」を見出した。
ブラウン氏→ビンセント・ブラウン
ポニー先生→ポニーの家の院長先生。キャンディやアニーなど、身寄りのない子供たちを引き取って育てている。キャンディがポニーの家を出るときに自分のクルスをプレゼントするが、以来、それは彼女にとって生涯の宝物になる。キャンディの明るさと温かさは、ポニー先生の人格が大きく影響しているだろう。
ホイットマン→白髪とフサフサの髭が印象的なラガン家の庭師。アンソニーと仲が良く、肥料を分けてやっていた。バラの栽培のことで、たびたびアンソニーにアドバイスをしていたのだろう。キャンディのことも気に入っていた。
パーキンス→(初出は第一部・第一章・7)アードレー家の主治医。アンソニーの死亡診断を行うが、結果は誤診。ブラウン氏が気づかなかったら、アンソニーを生きたまま埋葬する羽目になったかもしれない。
パトリック・シャルヴィ→(初出は第一部・第一章・11)シカゴでの権益を巡って、アードレー家と対立するシャルヴィ家の当主。フランス移民。権威に弱いため、イギリスの公爵令嬢を後妻に迎えた。一男二女がいる。
バーナード・ウィルキンソン→(初出は第一部・第二章・4)現アードレー家の執事長・ウォルターの父。先代の執事長だった。
ハインリヒ・フォン・キルヒアイゼン→(初出は第一部・第五章・1)ハーバード大医学部教授でアマーリアの父。ジェンセンと並んで「ハーバードの双璧」と呼ばれる。ジェフリーやブライアンの父であるモーリス・ホーウィットとは、ハーバード時代の同窓。娘をドイツに残し、ボストンで一人暮らし。
ブライアン・ナイジェル・ホーウィット→(初出は第一部・第五章・6)ジェフリーの弟。ジョンストン・プレップスクールで出会い、アンソニーと無二の親友になる。繊細な相棒をいつも陰で支える。明るく爽やかな人格者。女性にも人気が高い。趣味は絵で、プロ級の腕を持つ。
ブリトニー・チェンバース→(初出は第二部・第四章・1)偶然のぞいたダンスのレッスンで、ジークフリートが一目惚れした少女。アンナマリア女学校の生徒で、彼と同い年。
フェリシア・エレイン・シャルヴィ→(初出は第三部・第三章・1)アンジェラ(ジェラルディーン)の異父妹。シャルヴィ家当主パトリックと亡母フローラの間に生まれた。容姿はアンジェラに似ているが、性格は勝気。
フローラ→(初出は第三部・第三章・1)アンジェラとフェリシアの母。シャルヴィ家当主パトリックと再婚。病弱で、フェリシアを生んだあと間もなく亡くなる。無類のバラ好き。
ブリジット→(初出は第三部・第三章・3)エドワードの母親。病弱だったため、死亡。
マ行
マーチン先生→ハッピー診療所を経営する医師。アルコール中毒。アルバートさんの記憶喪失を治し、失業したキャンディを雇ってくれた恩人。
モイラン→(初出は第一部・第四章・6)アンソニーと同時期に入院していた、脳神経外科の患者。病状を克服する彼を見て、アンソニーは医者になることを決心する。
マーカス・ロブソン→(初出は第二部・第一章・2)ジョンストン・プレップスクールの生徒。気の弱い劣等生だが、バラ作りで才能を発揮。アンソニーに不思議なバラを紹介する。
マクラウド→(初出は第二部・第一章・3)ジョンストン・プレップスクールの教師で生物担当。学科を教えるだけでなく、人生訓も諭してくれる。人間味に溢れており、生徒たちに慕われている。
モニカ・ヴァレリー・ホーウィット→(初出は第二部・第二章・1)ジェフリーとブライアンの妹。母と一緒にフィラデルフィアに住んでいる。キャンディと同い年で誕生月も同じ。看護婦志望。クリストファーに恋している。
ミュリエル・クワイン→(初出は第二部・第二章・2)アンナマリア女学校の生徒。マーカスといい雰囲気に・・・
モーリス・ホーウィット→(初出は第二部・第三章・1)ジェフリー、ブライアン、モニカの父。ディアナの夫。フィラデルフィアの開業医だったが、肺ガンで他界する。キルヒアイゼン、ジェンセン、アンドリュースとはハーバード医学部時代の同窓。
メイベル・オウバートン→(初出は第五部・第一章・2)アンソニーが家庭教師をしている女の子。夢見がちな12歳。足が悪いせいか、少しナイーブ。アンソニーに憧れている。
ラ行
レイン先生→ポニーの家のシスター。捨てられていたキャンディとアニーを拾う。ポニー先生と比べると神経質で口うるさいところもある。お転婆でいたずら好きのキャンディにいつもハラハラしていたことだろう。ポニー先生との関係は不明だが、きっと彼女の立派な志に魅せられて一緒に働いていたと思われる。
ローズマリー・ブラウン→アンソニーの母でありアルバートの姉。緑の瞳を持つ美貌の女性。アンソニーを出産後、体調を崩して早世したため儚げなイメージが付きまとうが、幼い弟を支え、励ました骨太な一面も持つ。アンソニーとアルバートがキャンディに惹かれたのは、ローズマリーの緑色の瞳に影響された感が強い。
ラガン夫妻→ニールとイライザの両親。サラ夫人は、大おば様の縁者だと思われる。(ラガン家はアードレー家の分家)イライザの話し相手としてキャンディを引き取るが、当初から冷遇する。(アニメでは、ラガン氏はキャンディの理解者として描かれていた)
ロバート・ハサウェイ→ストラスフォード劇団の団長。テリィに才能を見出し、ロミオ役に抜擢する。コネではなく、演技力でキャスティングを決定する実力主義者。不遇の時代を脱したテリィを、今後も温かく見守っていくに違いない。
レイチェル・プレスコット→(初出は第一部・第三章・4)コロンビア大付属病院の看護婦。入院したアンソニーに一目で好意を抱き、献身的に看護する。アードレー家執事長であるウォルターの姪で、アンソニーより一つ年上。
ランドール・ウォード→(初出は第二部・第一章・1)ジョンストン・プレップスクールの上級生。「新入生歓迎の儀式」と称し、新入りを裸にするのが趣味。アンソニーは初め、彼をブライアンと勘違いした。
リースベルト→(初出は第二部・第二章・2)ジークフリートがドイツにいた頃好きだった人。ピアノ教師の娘で三歳年上。既に婚約していたので失恋に終わる。
ルパート・アンドリュース→(初出は第二部・第三章・2)ニューヨークにあるアンドリュース病院の院長。ジェフリーたちの父・モーリスとはハーバード時代の同窓。
レベッカ・シェルマン(ベッキー)→(初出は第三部・第二章・4)ジェラルディーンのクラスメイト。成績はさほど良くないらしいが、ハーバード医学部に在籍している。
レイモンド・ブラッドリー→(初出は第五部・第一章・2)ストラスフォード劇団の新人俳優、テリィの後輩。駆け出しながら人気がある。団長のロバート・ハサウェイは、「ポスト・テリィ」として一目置いている。
レオノーラ・オウバートン→(初出は第五部・第一章・2)メイベルの母親。美貌の貴婦人。アンソニーの良き理解者で、時には母親代わりも。