水俣病出水の会を元会員が提訴 団体加算金「受け取っていない」
水俣病特別措置法の救済策として支給された団体加算金をめぐって、患者団体「水俣病出水の会」(鹿児島県出水市)の元会員6人が分配金を受け取っていないとして、同会と尾上利夫会長らに分配金や慰謝料など計3150万円の損害賠償を求め、鹿児島地裁に提訴していたことが6日、分かった。訴えたのは熊本県と鹿児島県の男女。
訴状によると、出水の会は平成23年3月、チッソと紛争終結の協定を結び、団体加算金29億5千万円を受け取った。元会員らは(1)会の運営に関し会計報告を求める運動に賛同したところ会を脱退したとチッソにうその報告をされ、分配金を受け取れなかった(2)加算金が会とは何の関係もない温泉事業に使われていると県に不服を申し立てた結果、一方的に除名された-などと主張している。
尾上会長は、元会員を除籍したのは協定を結ぶ条件となっていた公害健康被害補償法の認定申請を取り下げなかったことなどが理由と説明,rmtssp。「訴えられるいわれはない」と話した。