子どもから教わることは多い。

その1つに「真似ぶ」こと。


新しいことを始めるのに、

まずは、人の真似してみる、ということをして

学習することがあると思う。



子どもはこの点は顕著だ。


両親の真似してやってみる。

保育園の先生の真似してやってみる。

友達の真似してやってみる。



良し悪しは分かるわけもなく、

何でも真似る。



そんなのどこで覚えてきたんだ?



と思うことも。



でも、子どもが変なことしてると思っても


もしかしたら自分の真似かもしれない。




まずは、子どもを叱るのではなく、


変なことをさせている大人が叱られるべきなのかもしれない。

明けましておめでとうございます。


息子くんは昨年4月から入園したので、

すべてのことが初体験であり、


それは親も同じこと。




年明け最初の登園。



年末年始の休みが短かったとはいえ、

家族で過ごした時間もあり、


息子くんは保育園に行くなんて

微塵も考えはなく、



朝から大号泣。



怪獣の登場です。


怪獣が現れることも知らず、

いつものペースで準備をしてしまい、

遅刻コースに突入寸前。



怪獣くんの抵抗。


大号泣。

靴下履かない。

上着着ない。

玄関に向かわない。

靴履かない。

大大号泣。



心折れそうになった。



ケータイ掴んで

今日、会社休みます

電話をしようかと思った。


その後なんとか落ち着いて保育園へ。


大変な朝だった…。



子育てには時間と心にゆとりが必要なのかも。


まー、連休明けを甘く見過ぎたのもあるかな。


息子くんが、

昨日、公園でちょっと高さのある遊具に
登れず、落ちた。

尻もちをつき、ゆっくりと仰向け状態に。

そして、号泣。


ゆっくり慎重に右足、左足と乗せようとしたが、

勢いなく置かれた右足が邪魔をして、

左足を踏み外す。


落下。


…鈍臭い。。。

誰に似たのやら。



同い年の子らはみんな走ったり、ジャンプしたりしてる。


息子くんは、走らず、ジャンプせず、

段差を見つけては、一回止まってから登る。

しかも片足ずつゆっくりと。


どんだけですか。


運動神経がないのか、神経質なのか。


謎だ。


そして、ひたすらに踊る。

歩いていたと思ったら、急に踊り始める。


キッズコーナーで遊んでても踊る。


謎だ。


こんな踊ってる子、イナイヨ。


謎だ。
夏くらいに、息子くんが


好中球減少症


になりまして。



血液検査して、

先生に呼ばれて、



えーっと、好中球が少ないので、今から入院で。




何を言っているのか理解が追いつかず、、、

好中球ってなに?

即入院!?



なーんも準備せず、昼前に診察だけと思って、

最低限の荷物のみ。



息子くんが腹減るも

夜まで何もなし。


そりゃ、泣きます。ぐずります。



説明を聞いてみると、

好中球っちゅう血液にあるべき輩がいない、と。

そいつらがいないと、体に入ってきた細菌と闘えず、

ちょっとした感染症が重篤化しやすいとのこと。

通常50%くらいあるらしいが、

息子くんは5%くらい。数にして200程度。


かなり少ないよう。



入院も完全隔離。

部屋から出禁。



ここからが大変。



好中球減少症は、病気なんだけど、

自覚症状なく、本人はいたって元気。



外に出るには危険な状態ってのは

わかるのだが、本人はいたって元気。



キッズルームみたいなのがあったから、
誰もいなければ遊んでよいか聞いてみたら、


なに言ってるの、的な。


だって、本人はいたって元気なんですもの。


入院生活5日間。


これほどまでに歯痒い入院があるものか、と。



3日目くらいからは点滴もなにもなく、


軟禁状態。


いくら好きなブンバ・ボーンでも踊り飽きるわ。




でも、グーグル先生に、好中球減少症とは何か、

と聞くと、



息子くんの数値だと、

死亡につながるリスクがかなり高い、とのこと。



息子くんがいない生活など考えられんので。


大人しく従うしかなく。





いまは、無事、好中球も戻り、通常生活へ。

なんとか回復して安心した。





しかし、

息子くんの安全第一は理解できるが、

即入院だけは勘弁してほしい。




それ以来、その病院に診察に行くと、

即入院って言われないかビクビクする。



師走というくらいですから、

何かと忙しい毎日ですが、、、


ふと昨年2014年の年末の思い出にふける。




昨年末。

病院に行かなかったので定かではないが、


彼がロタにかかった。と思われる。


嘔吐と下痢のオンパレード。



布団と服をひたすら洗った記憶しかない。




そして、2~3日でなんとか落ち着き、


彼が就寝したあと、


年越し蕎麦の準備をしていた。




すると、妻が、ロタ発動。


蕎麦どころではなく、

ロタとともに年を越してしまった。




案の定、2日には自分にも軽めに発動。


家族で寝正月になってしまった。




そんな始まりをした2015年も

もうすぐ終わりを迎える。


彼は色々な病と闘った1年だった。

男の子は病気をしやすいというけれど。



まさにその通りな感じ。




2016年はどんな病気にかかることやら。



2015年は

好中球減少症

が初耳だった。