『この日と、この日は田畑には入ってはならぬ』

そんな日があります。

お盆やお正月、お祭り。

理由は神様やご先祖さん事の際は殺生などの奪う行為はひかえなくてはならない・・・と

祖母が言っていました。


それは動物とか、植物とか、命の形の差異なくです。


玄米菜食だとお魚やお肉等動物性食品は(その人のルールによりますが)とりませんよね。

栄養と体の事を考えてとらない・・・という方と、

殺して食べるなんてかわいそうだから・・・という方もいます。


私からすると どんなものでも、人に食べられるために存在しているわけではないから、

野菜だって土から抜かれるときは本当は「やめてー」っておもってると思います。

「あともう少しで実をつける予定なのに~」みたいな。


すべては人のために存在している・・・と考える宗教・文化思想もありますが、

石ころにも魂があると、田んぼにも、水にも魂(水神さんとかね)がやどると解釈する昔からの日本の考え方だと、人も何もかも差異がないと考える。


未来ある可能性を食べている・・・これが私たちの食べ方です。


米一粒で3000粒の未来を私たちはいただいている。

良いとか悪いとかではない。

それが生き物のサガだから。

だから 頑張って生きていかないとね。

命あるうちはピチピチとやりたいことを叶えながら、ふて腐れてちゃァだめだよね。


さて、冒頭の


『この日とこの日は田畑には入ってはならぬ』

そんな日があります。

お盆やお正月、お祭り。

理由は神様やご先祖さん事の際は殺生などの奪う行為はひかえなくてはならない・・・と

祖母が言っていました。


なんですが、

これ、お嫁さんにはありがたい事なんですよね。

前もって準備しておいて、その日はたくさん料理しないで済むでしょう?

「神様やご先祖さんがダメっていってるんだから田畑(海も)にや入れませんよ。

私がしたくないんじゃなくて、ダメって言われてるんで・・・」


仕事が延々と続けられる田畑の仕事をその日はお休みにする。

勤勉な(!?)農家が休むための理由にもなる『殺生しちゃダメな日』は、

なんだか、勤勉な(!?)日本人の性質を見抜いた良いシステムのように思います。


そう思いませんか?勤勉なあなた(^v^)