ひとりぼっち俳句『つばめの子ひとりぼつちで哭いている』 『夏祭り だあれもいない 吾の隣り』 『目をとぢて雲の階段かけのぼる』『泣きぢゃくり胸を叩きし黒き鵺』 『似たよふなひとを見かける祗園哉』 『今日だけは我を縛りし桜桃忌』 『 夕まぐれ宇治のほとりの鵜飼哉 』 『君恋しおもひは捨てず聖五月』 『初夏や君の鼓動を耳にあて』『カーネーション我の遠くで咲きにけり』 『孤独しか抱きしめられぬ夏の月』