俳句「よりそひて涙溢るる穀雨かな」 「よりそひて涙溢るる穀雨かな」 「地の震え命の震え嗚呼そして」 緑がいのちのなかに入ってくるような ありすとのふたり歩き ほんとうに 涙しみいる穀雨かな ほほえみを奪いさりたり地の震え 春がきたのに春は去り行方不明の春 朝はきているのに真っ暗闇のこころ 地が震え我の命もまた震え 「「生きてるよ」いま緑葉に囁くの」