ある本に、
人の脳細胞は、歳をとっても
新しく 生まれ変わると
書いてありました。
当時、私はパニック障害と適応障害を
患っており、
ほぼ 本も読めず、
美容院も行けず、飛行機にも
乗れなくなっていました。
不思議なことに、
分厚いその本の1ページを
読んだとき、私の魂に
灯りがともりました。
病気を、必ず 治すと決めたのです。
決めて祈って 病は完治。
私はぶじに 社会復帰し、
その年に 数年ぶりに
1人で 飛行機に乗り、
長崎へ 帰省しました。
飛行機の窓の外には、
雲間にふるさとの景色が
拡がり、涙が流れました。
ああ、私は病に、
自分に、勝ったんだと
思いました。
それにしても、
病気や寿命は、
いったい 誰が 決めているのかな❓
ありすは、心臓病だけれど、
ありすは なにか
悪いことをしたのかな?
だから、病になったのかな❓

いや、ちがう。
ありすが病気になったのは、
きっと 私が悪いせい。
だから、私が ありすの病気を
治してみせるんだ。

3年6ヶ月前、ありすは、
医師から、 良くて 余命2年と
診断されました。

その日から 職場の
トイレの中でも、
ありすの病気が治るようにと
なりふりかまわず 祈る日々が
続いており、
今日に続いています。

フードは 余命宣告の翌日から
心臓に良いと言われる
プレミアムフードに切り替えて、
昨年1月からは、ありすに
心臓に良いサプリメントを
2種類 摂取してもらっています。

ありすの健康は、
私とありすパパの祈りと、
そして、社会の中で働いている
汗と涙の報酬で
保たれているのだと、
確信しています。

ありす、あなたのいのちは、
ママとパパが 守るからね。
あなたを守る自信だけは、
満々なの。
だから、ママのそばで
ママをみかぎらないで
ずっと 生きていてください。

ママとありすの病気は
違うけど、
ママの病気がわかると、
人は ママを見捨てたの。
でも、ママは 自分を
信じたから、病気が
完治したの。
闘病中に 詩人デビューして、
薦められるままに、
執筆していて、今に至ります。
不思議だね。
ママの場合は、
病気になって良かったよ。
病気になる前のママは、
人にも 自分にも
厳しくて、
肺炎になっても 仕事してたから。

ねえ、ありす。
ケーキを忘れたり、
いろんなことをやらかすママ
だけど、
8年8ヶ月一緒にいてくれて
ありがとうございます。
これからも、あと12年、
元気で 生きて
生き抜いて ママのそばに
いてください。
よろしくお願いいたします。

ありす、あなたは
私の天使です。
