Adoさんの国立競技場。
初めて発表された時、大丈夫かな?何か演出上の秘策(顔出しとか??)があるのかな?
と、思いながらも、今の演出の延長線上ではダメでしょうねという感想を持ちました。
実際は、果たして・・・。
最初に国立競技場ライブのの音響について、いろいろ言われていましたが、個人的には減点にはなりません。誰がやっても、同じ問題は起きるし、スタジアムとはそういうところ、そういうところで、どんなライブをするのかが問題です。
会場に入ると、一人一人に光演出用の装置が配布されていました。
完全にコントロールされた光の演出。現在の機器は凄い。
セットリストは、非の打ちどころがないくらい完璧。
最初から最後まで、完璧な曲配置だったと思います。
アンコールでは、スペシャルゲスト松本さん登場!!
魔改造された動く箱による場内1周!!
・・・ということで、今できることをすべてやりきった、100%のライブでした。
だからこそ、ついにAdoさんにも、限界が見えたライブでした。
見る前の問い、国立で大丈夫?は、誤解を恐れずに言えば、大丈夫でなかったとの評価です。
顔出ししないことによるハンデは、アリーナまではなんとかなっても、スタジアムでは厳しい。
まあ、見えないんだから仕方ありませんが。
例えれば、普通にステージに立っているアーティストのライブを遠くのスタンド席から見るとして
通常あるはずのモニターが無かったらどうでしょう?オペラグラスの使用も禁止されていたら
どうでしょう?
そのアーティストの他の通常演出ライブと比べて、より高い感動が得られると思いますか?
国立ライブしか見なかったら、Adoさんしか行かなかったら、それなりの高い評価もあるでしょう。
ただ、横の比較、縦の比較ができてしまう人は、ちょっと物足りないのでは?と思いました。
今後は、どうなんでしょう、
顔出ししないという建前は守りつつも、光の加減でチラッと見えてしまう瞬間が多々あるとか、
思いっきりある瞬間、顔面ポロリのハプニング(演出?)があったりとか、
少なくとも会場に来ている観客には、安心してください見えてます!ということもやっていく方向で期待したいです。
そもそも、Adoさんは、チケット代金高め設定だから、それくらいやらないとコアなファン以外は長続きしないと思います。
コアなファンだけ相手にする手もありますが、Adoさん自身、上を目指す発言をしているので、そろそろ変革の時期です。
---SET LIST---
1.うっせぇわ
2.Tot Musica
3.ラッキー・ブルート
4.ドメスティックでバイオレンス
5.愛して愛して愛して
6.過学習
7.マザーランド
8.ギラギラ
9.永遠のあくる日
10.私は最強
11.レディメイド
12.クラクラ
13.ショコラカタブラ
14.Value
15.Hello Signals
16.いばら
17.唱
18.踊
19.新時代
-encore-
1.DIGNITY 松本孝弘
2.行方知れず
3.逆光
4.FREDOM
5.桜日和とタイムマシン
6.心という名の不可解