すきだなんて
そばにいてなんて
すぐに言えちゃうんだね。
もっと早くに出会いたかったなんて
よく聞く言葉だね。
そんなの信じられる程
もう純粋にはなれないけれど
嘘でもやっぱり嬉しかった。
現実からすこし浮いた
わたしたちの時間はきっと
誰にも気付かれることなく過ぎて
いつか終わる。
あの人は何気ない顔で
きっとなにも変わらなくて
わたしは平気な振りをして
とても切ない思いをするんだろう。
沈んでしまいそうなくらい
わたしが思っていることを
あの人は知らないから
こんなに残酷で神聖な言葉を
簡単に放ったんだね。
近づけばすきになってしまうことくらい
わかっていたのに
もう戻れないよ。
