今回は 損益計算書(P/L)の話を少々


損益計算書は貸方に 売上等

借方に 費用(支出項目)ですね


当然 費用<売上 なら黒字

   費用>売上 なら赤字 です


その昔 金融機関をはじめ世の中的に 

 損益計算書ばかり重要視して 貸借対照表はあまり見なかったように 記憶してます


はっきり言って 貸借対照表の見方が わからない人が多かった様です


バブルから不良債権処理が至上命題になる前迄は 銀行員の方で 貸借対照表を読める人は少なかったです


現在でも読めない方は結構いらっしゃいます(特に古くて威張ってる人とか)


日本の景気が良かった頃 経済は右肩上がりだったこともあり 損益計算書が黒字で有れば 財産状況がどうであっても(虚偽であっても) そのうち

ツジツマはあってくるみたいな 風潮が有ったのかもしれません


この話をすると長くなりますので止めますが 要は 貸借対照表と損益計算書は 不可分の関係にあるということです


なぜなら 複式簿記により

組成されるからです


ご自分が 会社を買うとして 過去の損益よりも 貸借対照表に載っている 現在の資産や負債の状況の方に まずは興味を持つのではないでしょうか


次回はそれら財務諸表をみるときの 留意点を少々