今日は、私の挫折人生を語っちゃいます。
ちょっと長いですよ。
経営者と聞くとすごいですねとか憧れますとか。
でも、けっして順風満帆ではなかったのです。
大学受験には失敗して二浪!!
実家は裕福ではありませんでしたので、新聞奨学生として働きながら
浪人時代を過ごしました。
二浪してやっと合格したのも三流大学!!
働きながら学費を払い、なんとか、卒業できたのですが、就職活動でも失敗!!
結局、内定を頂いたのは、町工場の営業でした。
コネクタという、家庭用コンセントよりちょっと強電圧の営業です。
24歳の時、外回りの営業中にトイレに行ったらなんと、紅茶色おしっこが
出るじゃありませんか!!
過労だと過信していましたので、深刻には受け止めずとりあえず医者に行き
、エコーで影がみえるから、膀胱鏡をやりましょうと言われるがままに検査です。
検査結果は、なんと膀胱がん!!
このときは、凹みました。
「なんて自分は恵まれていない不幸な人生なんだ」と
人を妬み羨み、自暴自棄になりました。
「経済的に恵まれなくてもいいから、とにかく健康な体だけ欲しい!!」
と、切に願ったのを覚えています。
先生いわく、若いからリンパへの転移が50%以上はあるだろうとのこと。
毎月検査して再発していないか不安でしょうがない日々を3年も過ごしました。
3年で細胞が入れ換わるらしく、転移の可能性もほぼないと言われほっと一安心。
その時です、
「一度余命を告げられ人生、死んだも同然2度目の人生を頂けたと思っ
て、自分のやりたい事、人さまの為になる事を悔いないように精一杯
やろう!!」
と思いました。
そして、独学でプログラムを勉強!!
毎日、睡眠3時間、自宅での勉強が6時間/日、通勤電車での技術書読み
漁りが往復4時間/日(埼玉の田舎から都内まで電車通勤してました)
現場の仕事以外で、一日10時間はプログラムの勉強をしました。
実は、パソコンもちょー初心者でして、営業の時は、ノートパソコンが
調子悪いと、蓋を閉めて、動け!!
と振っていたのですね。
この時は真剣に接触不良だと思っていましたから
今考えるとありえない行動ですね!!(笑)
再起動すれば動くという知識がなかったですから。
その後、システムエンジニアとして独立しまして、法人を設立して今に至ります。
今では、妻、かわいい子供たち、弊社社員に囲まれ幸せに過ごさせて頂いております。
日々感謝です!!
ご清聴ありがとうございました。