読書会メモ「ゆく河の流れは絶えずして」 | 物語の庭

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カフェと図書室、わたしの人生。

第8回読書の会で紹介していただいた本です!

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「ゆく河の流れは絶えずして」
鴨長明 文
軽部武宏 絵
ほるぷ出版

【どんなお話?】
物語を求めて絵本を選んだつもりが、一番ぐっときたのがこれでした。
物語とは言いづらいけど、無常観という内容から、移ろいゆく人生にそれぞれあるようでないような全ての物語に共通するルールみたいな内容。

【どんな人におすすめ?】
諦めてもいいかなと思っている人。
人生ちょっと進んだなと思っている人。

【感想など】
感じるものですな。
幸せに過ごせるならそのかたちなんて関係ないもんです。

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鴨長明の「方丈記」の冒頭部分を絵本にしたものですって。
この世のものというのは二度と同じ姿をとどめない、移ろいゆくもの、
という無常観を
絵本でわかりやすく表現されていました。
面白いものを見つけてきてくれてありがとうー!