読書メモ「盗賊会社」 | 物語の庭

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カフェと図書室、わたしの人生。

第7回読書の回で紹介していただいた本です!

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「盗賊会社」
星新一 著
新潮文庫


【どんなお話?】
「雄大な計画」・・・ライバル会社におくりこまれたスパイがそこで社長になる。

「新しい社長」・・・ロボットが社長になり、完璧で細かいことまで記憶する話。

「あすは休日」・・・ロボットが仕事を全てしてくれるので人間は仕事をする想像をする話。

【印象に残ったセリフは?】
勤労感を味わうのは、いいことだ。生きている責務を果たしたような気分になり、生きているとの実感や自信を持てる。
遊びつづけると人間ばかになるが、それを防ぐこともできるのだ。

【どんな人におすすめ?】
会社に辟易してる人。

【感想など】
皮肉な結末なものが多かった。。短編ならではなのかしら。
だけどそういうことは日常茶飯事なので自分の生活にどこか納得できた部分があった。

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星新一さんのショートショートは通勤時間に少しずつ読むにはぴったりですね。

でも、会社を皮肉った作品を読みながら会社に行くというのもなんだかすごいにひひあせる
逆に日常が愛しくなっていいのかもしれませんね!?

ご紹介ありがとうございましたニコニコ