新型コロナウイルス感染拡大で生じた学習の遅れを取り戻すため、横浜市や岐阜県大垣市など一部地域の公立小中学校で17日、新学期が始まったり、授業を再開したりした。多くの自治体が通常より夏休みを短縮し、小中では最短で9日間という例も。各学校は感染防止と猛暑対策の両方に気を配りながら、学校生活を再開する。
夏休みを終え、この日から授業などを始めるのは宇都宮市、さいたま市、名古屋市、兵庫県高砂市の小中学校など。横浜市立潮田小では、午前8時ごろからマスク姿の児童が続々と登校し、先生に元気にあいさつをした。朝から強い日差しで気温が上昇し「暑い」と漏らす声も聞かれた。