海を越え、山を登り、でもそこに居るのも人間です | ANS 新入社員ブログ

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1年目社員が、日々の仕事ぶりを綴ります!

最近一気に寒くなりましたね。
といつつ、自室はパソコンその他が暖房代わりでポッカポカな新入社員ETです。

最近、趣味と英語の勉強を兼ねて英語版のRPGゲームを始めました。
小学生のころにプレイしたことがあるゲームだったので、何とかなるだろうと思っていたのですが…。
日本語版と英語版で全然違いますね。
システム等のやストーリー基本的な部分は同じなのですが、魔法や町の名前、アイテム名などは全然違います。
しかも辞書を引いても載っていなかったりすることも多々…(当たり前といえば当たり前ですが)。

さてさて、例えば日本語のソフト他の言語(例えばカナダに輸出するために英語にするとか)にすることを、ローカライズといいます。

この英語版のゲームをプレイするまでは、ローカライズといっても翻訳するだけじゃん、そんなに大変じゃなさそうだよね、とか思っていました。
が、別の国で売るということは、思ったより大変なんですね。

言葉の問題だけでなく、法律やルール、あるいは同じ業界でも業務内容が異なったりと、相手の国に合わせて変えなければいけないものがたくさんあります。
例えば日本とカナダでは法律が違うので、それに合わせて表現やプログラムを変える必要があります。
また、ゲームであればシナリオやキャラ等の設定をその国で自然な表現に変える必要があったり、あるいは業務ソフトであればその国の制度や業務、ユーザに合わせて機能を追加・削除したりなど、単なる翻訳以上のものが求められます。

もっともローカライズに限らず、日本で日本語でシステムを作る場合でも相手を理解して、必要なものを提供するという部分は変わらないので、その基礎となる部分をしっかりできれば日本でも海外でもうまくいくんじゃないか、などということを思いました。

結局、国は変われど利用するのは人間ですしね。