三つ子の魂百までということわざがありますが、百過ぎたら少しくらい変わるんですかね?
自分は死んでも生まれ変わっても変わらない気がします。
どうも、新入社員ETです。
孫子の言葉で、
彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず。
彼を知らずして己を知れば一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば戦う毎に必ず敗る
というものがあります。
この一つ目の、彼を知り己を知れば、百戦して殆うからずという言葉が良く使われており、敵を知ることが重要だ!という印象が強いように感じます。
しかしながら、二番目の彼を知らずして己を知れば一勝一負す。
これは逆もいえますよね。
そして、彼(相手)を知るよりも自分を知るほうが、容易に実行できて、相手に関わらず効果があります(相手は毎回変わるかもしれませんが、自分は変わらないですよね)。
ところで己についてですが、例えばプログラミングがどれくらいできるという能力的な面と、複雑な問題を解決するのに向いているなどの性格の面があります。
今回は、この性格の面についてお話しようと思います。
さて、この性格は簡単に変わるものではないので、おそらく一生付き合っていくことになると思います(三つ子の魂百まで、ですね)。
そこで、自分の性格、向き不向きを知った上でキャリアパスや生き方を決めることが重要になるんではないかと考えています。
さてさて、有名な心理学者であるユングの心理学的類型論というものが元になって作られた、MBITという性格検査があります。
大雑把に説明すると、
外向型(E)と内向型(I)
規範型(J)と柔軟型(P)
現実型(S)と直感型(N)
思考型(T)と情緒型(F)
この合計16の組み合わせで性格を分けているんですね(例えばESTP型など)。
タイプによって、例えば仕事のやり方や、働きやすい環境といったものも見えてくると思います(己を知る、ですね)。
自分にあった仕事のやり方や働きやすい環境を整えてあげたほうが効率よく仕事ができますし、あるいは勉強をする際も効率よく学習できます。
また、当然他の人もいずれかの型に当てはまるので、その型にあった対応を個々にすることで、自分だけでなくチーム全体の効率が向上します(彼を知る、の一例ですね)。
彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず。
もちろんこれで分かるのは自分、あるいは相手のほんの一部ですし、これだけで百戦して殆うからずになるわけではありません(必ず当てはまるわけでもありませんし、人によって傾向の強弱はあるはずです)。
しかし、仕事や勉強、人付き合いなどにおいて、それなりに役に立つんじゃないかなぁと思います。
暇なときにでも、一度試して頂ければ幸いです。
(ちなみに自分はESTP型でした。
問題の解決役になり、面白い課題に取り組む時には頼りになるが、決まりきった仕事が苦手で、決まった手順やノルマをよく忘れてしまうとのことです。
実際にその通りなので、手順やノルマを習慣にしてしまう、付箋を貼って忘れないようにする等々の工夫をしてそこらへんはカバーするようにしています)