夢
あれは中学生の時だったと思う遥か昔の話だ
中学2年になって担任が変わった愉快犯だった俺は当時強面の担任だった
図工を受け持つ先生のクラスになった結構怖そうな担任だった彼はなぜかいつもスーツを着てた
多少なりともヤンチャで問題の有りそうな健全な男子を寄せ集めたクラスだった
当時は同学年で6クラスC組は40人はクラスに居たと思う
当時の中学生だった俺は入学早々に入学式、運動会や卒業式に何らかのイベントが中学である時は学校正門の前になぜにパトカーが止まっているのか不思議だったがすぐに理解した健全なパイセン達がお祝いしにしに来てくれるから、ちょいうるさいバイクや車で学校の周りや校内校庭を走り回ってるのをよく見た
なんだかんだで時期が来て、進路の話しになったアホだった俺はバイクを乗り回すのが好きだったので整備士になりたかった毎日毎日バイクの事や女子の事で頭は一杯だったし戦績もクラスで下から10番目位のアホ少年で万年坊主頭のクソガキのブルハーツ好きだった
三者面談、、、母と俺、担任の先生で俺の進路について話し合う時が来た
担任の先生は言うよく聞くセリフだったやればできる子、、、なんですけどねって言ってた今でも鮮明に覚えている
話し合いの結果私立は受けない金が無かったのは知っていたから別に何とも思わなかった
県立高校で自動車整備士の資格の勉強が出来るらしい高校を受ける事になった
しかし俺は頭が弱く勉強なんて対してしてこなかったのでギリギリで合格できるか位のラインだったらしい
しかし俺が釣りが好きだったのを知っていた担任の先生は私立受けないんだったら国立高校の推薦もらってきてやるよと言う
えっ? どうゆう事???
やさぐれてて沢山問題を起こし同学年で5本の指には間違いなく入るクソガキだぞ俺は
あれは中学2年になってしばらくしてやる事が無かったから部活に夢中になってた時だったと思う
ちびっ子でエロいクソ坊主の俺はもちろん女子のパンツが見たい見れると思ったから軟式テニス部で汁を流していた決して真面目に部活をしていた訳ではなく万年部員居なくて廃部寸前のテニス部に何となく在籍していた仲が良い友達も居たし心地良かったんだと思う真面目に部活だけはしていると担任の先生からはそう見えたのだろう
担任の先生はこう俺に言ったお前が今までしてきた事なんてどうでも良いと
この担任の一言に俺は人生を変えられた
多分彼は覚えてないだろう