先日、東京ビッグサイトで開催された
「新機能性材料展2025」に足を運びました。
展示会場では、250を超える環境対応製品や
材料が一堂に会し、多くの企業が脱炭素に
取り組んでいることが印象的でした。
特に、バイオマスという言葉が至る所で
目に飛び込んできました。
カーボンニュートラル(脱炭素)とは、
地球表面で排出された二酸化炭素を
植物に吸収させるか、技術で除去することで、
排出二酸化炭素をゼロにする取り組みです。
反対に、地中から採掘された石油や
天然ガスなどを地表で燃やすと、地表の
二酸化炭素が増え、地球温暖化につながります。
バイオマスは地球表面で採取された材料で、
大気中の二酸化炭素の量を増やさないことが
最大の魅力です。
植物が成長過程で吸収したCO2を燃やしても、
放出量は吸収量とほぼ同じため、大気中の
CO2総量は変わりません。
これは「カーボンニュートラル」活動に適した、
地球にやさしい材料です。
身近な例としては、バイオマス発電があります。
食べ残しの食品や生ごみ、私の大好きな
コーヒーの粉カスもバイオマスの一種。
こんなに近くにいたのかバイオマス!
また、スーパーのプラスチック買い物袋は
二酸化炭素増加の原因となるため、
使用量削減のため有料化されています。
一方、ヨドバシカメラの買い物袋は
「ライメックス」という石灰石を原料としたもので、
石油由来ではないため無料配布されています。
多くの企業が脱炭素に取り組んでおり、
製品採用の条件にもなっているようです。
技術革新のスピードの速さを実感する
良い機会となりました。
私たちも日常生活でこまめに電気を消すなど、
小さなことからコツコツと!😊
環境保護に貢献しようと思います。
企業の皆様、環境対応などでお悩みの際は、
ぜひご相談ください。
弊社代表は化学系の技術者でもあり、
様々な専門家と連携し、企業の皆様の
伴走者として問題解決をサポートいたします。