ドキドキする車内。
音楽だけが流れる。彼が鼻歌を歌っている。
ふいに、「なんか喋って?」と言われ、焦る私。
真っ白になって沈黙。。。
出てきた言葉は「何喋ったらいいか分からん」
「おもんなっ」
そう言われて試合終了。
そんな悲しいお話。
少しでも自分を良く見せたくて、自分のことばかり考えていたら
何を話したらいいか全く思いつかなかった過去です。
今ここに、どこでもドアがあったら、過去に戻って「小話」でも披露したいところです。
小話は最後に3Kの「おち」が入っているかどうかがミソ。
3Kとは…
気付き、感動、希望です!
「昨日○○駅員室で、小学生が『今から塾に行かなければいけないんだけど、
鍵を忘れて家に入れずお金がないの。ママは会社から直接塾にお迎えに来るので、
今はママにも会えない。お金がなく塾までの電車に乗れないのー』
と泣いて訴えてるところに遭遇してん。
電車代出してあげようか?って言おうとしたら、駅員さんが特別切符を子供に手渡してた!
そんな優しいことをしてくれるんやね〜」
調べたら乗車駅証明書という券を発行してくれて、通常は降りる駅でお金を支払うシステム。
ですが、お金がなかったら支払猶予願書を書いて後日払いもできるそうです。
もしかしたら、あの小学生に渡していたものは特別切符ではなく
乗車駅証明書を渡していただけかもしれません。
こんな日常の自分の周りにある出来事でも、ストーリーを持って話せば小話になる。
私達の行う「笑うコミュニケーションセミナー🄬」は相手のことを考え、
受け入れて、その人との共通点を探すことからスタートしますが、
小話の作り方もアドバイスしてもらえたりします。
日々見る物にも新たな気付きや感動、希望があるかもしれないと思って眺めると
違った見方が出来るようになるかもしれませんね。
皆様の毎日が虹色に輝きますように