不幸せな人生に疲れて、
ただ生きるだけが精一杯の努力という
毎日に疲れて、
虚しくて、悲しくて、
本当はもうそんなに生きたくはないけど、
何年か前に自殺未遂のやり方を間違えて
事件になって沢山の人に迷惑を掛けたから、
もう自殺はしない。
したら駄目だと分かったから。
自分の馬鹿さ加減が嫌になる。

死にたいと思うのは
そう思う病気だからなのかな。
私はそこに至るまでに
心が保てなくなる原因がある気がする。

自分では普通だと思っていた
甘えられず苦しい子供時代からずっと、
家族という最初の人間関係の出発点が
おかしいのか、
人の顔色をうかがい合わせてきて
内心の怯えをいじめっ子に察知されるのか、
集団生活の中に入った四歳の頃から
必ず目をつけられてイビられてきた。
それが一年前仕事に行けなくなるまで
ずっと続いた。

人が怖くなった。
人のいる外に出るのが怖くなった。
今まで出来ていた無理が出来なくなった。
緊張の度合いが高いだけと思っていたのが、
本当は人への恐怖心だったと分かった。
そんな心を抑えて頑張ってた私の
ただ生きる為だけの努力は無駄だった。
結果は、
私の心が壊れて色んな事が怖くなって
生きる気力がなくなっただけ。
生き方を間違えたけど、
親から何にも教えてもらえず
出来ないことばかり責め立てられる環境では
自分なりに精一杯生きてきたつもりだった。

で、結果は生き方を間違えた。
笑ってしまう。

確かな味方がいない中での、
ただ毎日を生きるという
私なりに必死な戦いを続けてきて、
他の努力も出来ずに、だから成果もなく、
私は壊れてしまった。
生きようとする意思をなくしてしまった。
私は人生の敗者だ。
人生の悪いことに負けたんだ。