ディカプリオから2度目のデートの誘いが来ました。
花火大会は当初、最初のデートの前に
私が「花火を見ている間は会話しなくて良いので人見知りのディカプリオさんにおすすめだけれど
人混みが嫌いなディカプリオさんには不向きかもしれない。」と提案した1つで
まず1度目は普通に食事をして、2度目のプランとしてディカプリオから再提案されました。
「確かに人混みはあまり好きじゃないけれど、花火も数年見ていないし
江理子さんと一緒ならいいかなと思ってお誘いしてみました」ですって。
第2夜 淡いグレーの優しさ
花火と言えば浴衣ですが、着たいけど面倒くさい。
ディカプリオに聞いたら案の定持ってないとの返事なので
お互い私服で行こうと事前に決めました。
待ち合わせは前回と同じT駅。ディカプリオは休み、私は仕事後です。
さぁ今日はどんなDaさい格好で来るのかしら、と多少覚悟を決めて向かいます。
花火大会仕様のディカプリオ
淡いグレーのYシャツ(半袖。。。)
黒いパンツ(材質不明)
やたら角ばった立方体の濃グレー斜めがけバッグ(見たことないブランドタグ付き)
真っ赤なスニーカー(しかも多分前回とは違うもの)
裏切らない銀フレームと昭和感の真ん中分け(耳より後ろは刈り上げ。。。)
さすがのブレないクオリティです。
その花火大会には以前S駅から歩いて行ったことがあったのですが
どうやら違う駅からの方が空いていて快適に見られるという下調べをしてくれたらしく
ディカプリオの案内に付いて電車に乗り、目的の駅へ到着しました。
改札を出ると、目の前のスーパーが小さく出店を催していたのですが
屋台の生ビールと焼きそばを求めて興奮する私は
ディカプリオの「何か買って行きますか?」に対し「屋台で買うからいいです」と答え
ずんずんと花火会場へ向かって歩き出しました。
ところが、歩くにつれ見えてくるのは広々とした河川敷。
屋台はどこにも見当たりません。
これは。。もしや。。屋台が無いのか?と認めざるを得ない状況でありながら
「買いに戻りたい」と言い出せない私は、ディカプリオと一緒にてくてくと河川敷を進み
花火が打ちあがるであろう方面に障害物の無い絶好の観覧場所へ着きました。
足元は草っぱらと階段状に敷かれたコンクリート。
虫を恐れてコンクリートを選ぶ私の前で、ディカプリオがおもむろに立方体バッグをゴソつき
ドラえもんよろしくビニールシートを取り出して淡々とコンクリートに広げ始めました。
周りにはせっかくの浴衣で来た可愛いらしい女性が、手ぶらの彼氏の横で
コンクリートにコンビニの袋をなんとか広げて座ったりしている中で
これはかなり気が利くんじゃないでしょうか、と軽く感動していると
「まだ時間があるので、ちょっと何か買ってきますね」と
財布とケータイを取り出し来た道を戻るディカプリオ。
花火開始25分前に立ち上がり件のスーパーまで行って、開始5分前に
500のスーパードライ3本と缶チューハイ2本、たこ焼きパックを買って戻りました。
ありがたく頂きつつ(千円渡したら「多い」というので500円玉にしたら受け取ってくれた)
酒を飲みながら約2時間花火鑑賞。最中ほとんど喋らず。途中から眠くなる。
全ての花火が打ちあがり終え、一斉に人が動き始めたので少し待ちましょうということで
買って来てくれたたこ焼きをパクつき(あーん、てしてやりましたよ。ははは)
ディカプリオが去年の地震の際、業務真っ最中で(彼は地下鉄の運転士をしています)
緊急信号が出たけれども、まぁ大した事ないだろうと思っていたら、けっこう大したことだった。
でもまぁ次の日も普通に運転しました。なんてのんびりにこにこと語るのを聞いて
この人は実は大物かもしれないと、頼もしさを感じるのでした。
帰りの電車では、眠いし、これといって話すことが無いなと思っていたら
マイミクのおやっさんからいかにも緊急そうな連絡が入り
ディカプリオに一言断って電話。その間も気分を害するでもなく横でぽけーっとしていて
(これで気分を害するようならそもそも論外。すぐ断絶。でもディカプリオは大丈夫でした)
前回同様ディカプリオの最寄駅にて、お礼を言い合って別れました。
そうそう、この日はある変化が起きました。
これまで私のことを「江理子さん」と呼んでいたのが、
花火大会が終わったあたりから「えりちゃん」に変わっていました。なんて緩慢な進展w
そうして次の日「昨日はありがとうございました」の長文メールの最後に
「ところで12日(日)の夜なのですが、まだ空いていますか?」
ディカプリオから第3夜のお誘いが早くも届くのでした。
つづく。
Android携帯からの投稿
