それは、守護神としての誇りでありまた、目標である“称号”。
アリスに愛されてこそ生きる者…-。
「いきなり言われても困るんですけど…」
「私達に拒否権は無い…」
生徒会室で言われたこと。
アリス、守護神、称号…頭がついていけない。
それ以前に私が人間では無いことにも疑問を残る。
だが、こんなに真顔で言われるが為に反論が出来ない。
「しょっ、」
「「…?」」
「証拠は!…証拠が無いと信じられません!」
そうだ。証拠なしに信じられるものがあるんだろうか。
第一、私は被害者なのだ。そこを踏まえてから言ってほしい…。
「はい…」
「…え?」
突然渡してきたのは、美奈さんの手紙だった。というか、返された。
「中身見てください」
「美奈さんの…?」
「…はい、構わず」
既に開いている包みから中の紙を取り出す。たったそれだけなのに、私は震えて上手く取り出せなかった。
やっと取り出せた紙を慎重に開く…。