時々見る嫌な夢がある。
建物の3階ほどの高さがあるワンボックスタイプの自動車、実際にそんな縦にひょろ長いタワーのような車は無いのだけれど、夢の中ではあるのだから恐ろしい。
で、それをぼくが運転しているのだが、まず運転席がフロントガラスの前にある。
何故かイスだけが車の前面に取り付けられていて、股間の所に小さなハンドルが付いている。
ぼくは恐る恐る真下を覗き込みながら、キリンの首みたいにユラユラ揺れる車を走らせなければならないのだ。
なんという精神的苦痛!
この苦しみから解放されたい一心でぼくは家を目指すのだ。
交差点で直角に曲がる時や、段差を乗り越える時などは車体が大きく傾き倒れてしまいそうになる。
なにより無事に家へ帰り着けたとして、どうやってこの運転席から降りるのだろう?
少しでもバランスを崩せば、今にもイスから落下してしまいそうなのだ!
ぐわんぐわん目が回り、気が遠くなる。
だが車は走り続け、ぼくは泣きたい気持ちでハンドルを握るのだ…。
なんという苦行!!
これがぼくの背負ったカルマなのか!?
夜中に目覚めると、ひどく汗をかいている。
頭と喉が痛い。
風邪をひくのかもしれない。
発熱するとまた別の嫌な夢を見てしまう。
薬を飲んで早く寝よう。