緊急MTが終わったあと、夜は自分の時間が持てたから、


久しぶりに銭湯に行った。



家では味わえない大きな風呂とサウナで、


のんびり湯に浸かり、ぼんやりといろんな事を考えてた。



仕事の事ももちろんあるけど、やっぱり頭に浮かぶのは彼女の事ばかり。



話が前後するけれど、昨日の夜は久しぶりに夢を見た。


彼女の夢だ。


夢の中では、今では普通に、彼女が頻繁に登場するようになってきた。


夢の中でのデートでも、俺らしいというか、


すごく緊張していたのを、目が覚めてからも覚えている。



早く、現実の世界で、彼女と過ごせるようになりたい。

今日は、久しぶりの連休、その2日目。


のんびり過ごそうと思っていたら、店から電話が。


主力のパートさんが2人いて、その1人から、SOSの電話。


もう一人のパートさんが、精神的に限界が来てて、


仕事の終わる15時頃、店に来れないかとの事。


社員を交えて、緊急でミーティングというか、話し合いがしたいとの事。



今までそんな風に頼られたことなかったから、


時間を合わせて、店に行った。


事務所には、そのパートさんがいて、


俺に話を切り出すなり、涙が止まらない様子で、


心の内をポロポロとさらけ出していた。



話を聞けば、相当いろいろ考え込んで、悩んでしまって、


自分でもどうしたらいいか、わからなくなっていたようだ。


そこまで自分を追い込んでいることに、


気付いてあげられなかったのは、俺の落ち度だ。


自分のことで手一杯で、悩んでいるパートさんのことすら、


気付いてあげられなかった。


店を預かるものとしては、店長(じゃないけど)失格だ。


その後、店を閉めて、2時間みっちり話し込んだ。


いまそれぞれが考えていること。


これからどうしたらいいか。


あまり店を閉めるのはいいことじゃないけれど、


大事な時間だと思ったから、外部をシャットアウトした。



気の優しいパートさんだったから、


言いたくても言えない事がたくさんあったらしい。


それでも仕事中は気丈に元気に振舞って、


みんなに迷惑を掛けないように頑張ってくれてた。


だから、余計に申し訳ないと思った。



時間一杯話しこんだ後、お互いに考えてる事も、


誤解が解けて、やるべきこともなんとなく方向が定まって、


本当の意味で、少し『仲間』に近づけた気がする。



楽しく仕事をするってのは、嫌なことに目をそらして、


上辺でニコニコ仕事することじゃない。


こういう時間も大切なんだなと、肌で感じた。



今の店にとって、今日は有意義な一日だったように思う。


また明日から、頑張らなきゃな。


昨日は休みだったけれど、書類を届けに店に顔を出した。


その書類は彼女の為のもので、緊急に必要だったから用意した。


店に行ったついでにちょっとした用事を終えてから、帰ろうと思って、事務所にいた。


彼女には、『届けられる時間は20時頃になるよ』伝えておいた。



ただ、昨日は辞めた前任の店長が久しぶりに店に食べに来るって事で電話があったから、


そのことを彼女にも伝えてあって、多分、夜の22時過ぎ頃に来るんだろうなと思ってた。


前店長は、彼女と仲が良かったし、彼女も好感を持っていたから。


もっとも、前店長は結婚してるから、それ以上先の関係になることはなかったろうけど、


たしかに話してるときは、楽しそうな雰囲気の時が多かった。



そんな背景もあって、早い時間に来るとは思ってなかったから、


俺が事務所にいて、彼女が来た時は、素直に嬉しかった。


事務所には、俺と彼女の二人きりで、彼女はすぐ帰るわけでもなく、


ちょっと仕事の手を止めて、1時間ぐらい話をしてた。


彼女の近況がメインで、後は店の事を少し。



相変わらず、まっすぐ目を見て話してくる。


その視線に、俺は弱いのにね。。。


本心はすごく嬉しくて、もっと感情的に、テンション高めで話したかったのに、


なんか変に緊張しちゃって、まともに笑顔も作れなかった。



彼女の仕事振りも興味あったし、いまがどんな生活なのかも興味あって、


いろいろ話したけれど、肝心なことが言い出せない。


話の途中、何度、デートの話題を切り出そうか、


どこで、どのタイミングで切り出そうか、頭の片隅でそんな事ばかり考えながら、


彼女の話に耳を傾けていた。



彼女は、俺が渡した手紙を読んでくれたんだろうか?


直接ではないけれど、俺の気持ちは少しは伝わってるんだろうか?


俺の気持ちが少しでも伝わっていたとして、


その上でどういう気持ちで俺と話をしてるんだろうか?


前向きに考えたい部分とそうでない部分が頭の中で混沌として、


上手く言葉が出てこない。



のどの奥辺りまで、言葉が出掛かっているのに、


弱気な自分が歯止めを掛ける。


彼女はどんな気持ちで、俺と話してるんだろう。


もし・・・、


もしも、彼女に俺の気持ちが伝わっていて、


その上で俺の言葉を待ってくれてるとしたら、今まで悩んでいたことが、全て報われる。



そろそろ、俺の気持ちも限界に近い。


気持ちが溢れ過ぎて、彼女と話してる時も泣きそうになったぐらい。


きっと、そう遠くないうちに、彼女に気持ちを伝える日が来る。



今まで付き合ってきた中で、泣きたくなるぐらいの恋愛はしたことがない。


『ここまで人を好きになれるんだな』って、初めて実感している。


そういう相手に巡り会えた事が、なんか嬉しい。


彼女を好きになってよかった。


今はまだ想いが通じてないけど、


彼女を好きだと思える今があることに救われる。