4月、中島 修斗は中学2年生になった。
とは言うものの、今からの長い長い始業式を乗り越えた後なのだが...。
俺は親友である、霧野 陽と共に緊張した雰囲気を漂わせながら、自宅から歩いて15分程の距離の丘の上に建つ、中野区第二中学校に通っていた。
「また俺達、同じクラスなれるかなぁ。」
「なれたら良いよな。」
陽は控えめな性格だが、優しい所や相談に乗ってくれたりし、俺は信頼している。
「でも、中2って言えば、修学旅行だぜ。」
「そうだな。大阪だろ。」
「そぅそう。宿泊班、一緒になろうな。」
「おぅ。でもまずは、同じクラスになれるかって所だろ。」
陽からは、冷静な答えが返ってくる事が多い。
「じゃ、早く行こうぜ。」
俺と陽は学校に向かい、駆け足を取った。
走って5分程で、学校には着いた。
俺や陽が思っていた通、生徒玄関の掲示板に学級編成が貼り出されていた。
「ちょっっっと、御免!!!!!!!!」
俺は雑談の集いを押しのけ、掲示板の前へ辿り着いた。
後から謝りながら、陽も前へ出て来た。
1組から順に見てゆく__________________。
「修斗、ココ。」
陽は5組を指さした。
「陽は?」
少しの間、時が遅く感じた。
「ココ。」
指さされたのは__________________。
俺と同じ、5組だった。
「よっしゃあああ!!陽、コレで7年間、同じクラスだな!!」
「そうやな。まぁ宜しくな。」
「おぅ。勿論こそょ。」
俺と陽は、1年間の行事の話などをしながら、3階への教室へ向かった。



