あたしの業界には「拗らせたオカマw」ってのがいる。若専の中年に多い。
自分の老いと向き合えず,妙な若づくりをし,歳相応の格好をしたり,
態度をとったりすることができない,一言でいえば「痛いオカマ」だ。
自然,まわりの同年代は離れていき,
お金大好きな薄っぺらい若造を取り巻きにはしてるけど,
本気で大人と付き合いたいと思ってるしっかりとした若造からは敬遠され,
いつのまにか独りで病んでいく・・・w
百田尚樹に絡んだ阿部岳(沖縄タイムズ記者)の画像を見て,
まず思い浮かんだのがこの「痛いオカマ」。
その典型的な風貌に彼は合致するwもちろん風貌だけだけどねww
上智大出らしい。いいところのお坊ちゃんには違いなさそうだ。そんな彼が,
名護市長選で辺野古新基地建設反対を唱えた現職がまんまと敗れたことを受け,
なかなかに凄い記事を書いてる。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/204884
>名護市長選の陰の勝者は、安倍政権だった。
>そして陰の敗者は、この国の民主主義だった。
>直前の世論調査でも、市民の3分の2が辺野古新基地建設に反対している。
>それでも稲嶺進氏が落選したのは、工事がじりじりと進んだことが大きい。
>市民は実際に止められるという希望が持てなかった。
>(中略)
>(安倍政権は)力を誇示する一方、
>辺野古周辺の久辺3区に極めて異例の直接補助金を投入した。
>今回の選挙直前には、渡具知武豊氏が当選すれば
>新基地容認を明言しなくても再編交付金を出すと言いだした。
>何でもありなら、財源を巡る政策論争は成り立たない。
>安倍政権は名護の選挙の構図自体を4年かけて変え、
>市民から選択の余地を奪った。大多数の国民がそれを黙認してきた。
>渡具知氏も「辺野古の『へ』の字も言わない」という戦略で、
>暮らしの向上と経済振興を語った。市民は反対しても工事が進むならせめて、
>と渡具知氏に希望を託した。基地問題からは、いったん降りることにした。
>それを責める資格が誰にあるだろう。
>民意を背負えば、小さな自治体でも強大な権力に対して異議申し立てができる。
>沖縄に辛うじて息づいていたこの国の民主主義と地方自治は、ついにへし折られた。
>(北部報道部・阿部岳)
口惜しさはひしひしと伝わるけど,
「市長選の陰の敗者は,この国の民主主義」なンて,まともな記者はちょっと書けない。
公正に実施された選挙の結果をもって,それは民主主義じゃないなンて,
これはもう選挙制度そのものを否定してると言ってもいい。大した凶暴さだ。
基地問題に嫌気を覚えたのであろう市民に向けては,
「それを責める資格が誰にあるだろう」と上から目線。
民草を馬鹿にしてるとしか思えない。沖縄の夜明けは遠そうだ。