I am not Kenji なあたし | オカマな毎日

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小声で教えてあげる。

後藤健二まで首チョンパされちゃって,
やや希望的な観測が流れちゃってただけに,
ご遺族には甚くお気の毒だとは思うのよ。ンだけど,
「I am Kenji」とかってな訳ワカメなフレーズを掲げ,今もなお,
このおっさんの行動に特別な意味を付与しようとする連中は,
人命を軽んじるひどく危険な存在にしか思えないのよね。
いろいろ記事を読むと,後藤は,決して悪い人ではなかったようだけど,
パンピーとは違う,有体に言ってしまうと,
ちょっとアレな人だったことがわかるわ。今回の件は,そんな奇特な人が,
人並み外れた行動力っつーか蛮勇を発揮し,
生き急いだに過ぎないととらえることを,あたしは躊躇したくないの。
イスラムに過激派が生まれた歴史的な背景やら,
イスラエルでの総理の勇み足やら,事案の要因はいろいろあり,
複雑を極めるってのは承知の上で,それでも強調しておくべきは,
「行かなければ死なずにすんだ」という身もふたもなく正しい指摘だわ。
「湯川や後藤は自らの命を軽んじたただの馬鹿」と,
正しく健全に認識できれば,「I am Kenji」などと,
頓珍漢なことは言えなくなると思うのよね,あたしは。

三十路を前にしたオカマの訃報が飛び込んできた。
自死の可能性があるみたいだわ。どうして生き急ぐンかしら。
病んでるようには見えなかったンだけど,
傍目からは窺い知れない心の闇を抱えてたってことね。悲しい話だわ。
あたしも精々気をつけましょっ。も少しちんこ咥えたいしね。