能登の大震災で始まった2024年ですが、
僕の身の回りでも正月に訃報が届いた。
地方在住の母方の伯母が亡くなった。
末っ子の母より一回りも年齢が上の
伯母だったので、驚きは無かったけど。
脳梗塞をやって半身不随になってたし、
もう長くないなと思っていたんです。
訃報のせいで、連絡を絶っていた母と
3ヵ月振りに話したんだが、何でも
死因がよく分からないらしいんです。
というのも、連絡してきた僕の従姉が
泣きじゃくっており話にならずで。
従姉の話によると、彼女と姉が共に
コロナに罹ったとかで葬儀が出来ない。
ってことは、伯母さんはコロナで
亡くなったってことかと推測したけど。
コロナで倒れて、あれよという間に
逝ってしまったから従姉は取り乱して
泣いていたんじゃないかと思ったり。
その伯母、まったく動きのない例の
相続問題の相続人の1人だったんです。
2年近く前に亡くなった叔父の相続が
膠着状態になって1年経つのですが、
相続問題に決着が付かないまま相続人が
2人亡くなって、代襲相続が発生し。
先に亡くなったのが僕の従兄でね、
40代で急性のガンであっけなく他界。
伯母さんが亡くなると2人の従姉に
相続権が移り、ますます混沌とする。
母に訃報を連絡したのが相続問題の
渦中にいた従姉で、トラブルの元凶と
なった従兄と大喧嘩して絶縁状態に。
従姉は自分の母が筆頭の相続人だと
主張していたのに行動を起こさず、
そうこうするうち伯母さんは他界した。
叔父の相続も片付かないうち伯母が
亡くなって、従姉たちは相続を2つ
抱えることになる訳だが・・・
3ヶ月振りに電話で話した母ですが、
僕の方から電話してくれと言うものの。
「話すことなんか無いしさ、いつも
喧嘩になるだけじゃん、意味ないよ」
と言ってやったんです、毒親の母に。
「喧嘩になってもいい。あんたの声
聞いてるだけで元気が出るのよ。
パパの命日には来てくれるでしょ」
気の毒だとは思うんですよ、僕も。
父を亡くして独りになった母親を
ほったらかしって、悪い息子ですよ。
だけど、相続問題が動かないから
母と連絡を取ることも無くなってさ。
もともと毒親で敬遠していたから。
正月にも何年か帰省していません。
寒い時期の家事がキツいらしくて
正月は来るなって言うもんですから。
元旦は大地主である奥さんの実家で
ご馳走を頂くので、ま、問題ナシ。
なんか辛気臭い話題になったので
このあたりで終わりにしますけど、
今年は人口が減っていくのかな~と。
能登の震災でお子さんが亡くなって
いるのを見ると胸が苦しくなるが。
僕自身、何年も会ってないうちに
訃報が届くことが増えているので、
大事な人には会っておこう、今のうち。
僕なんかは年賀状じまいもしたし、
若いのに終活態勢に入っているから
特に会いたい人もいないのですが。
親なんか先に死ぬのが当たり前だし、
奥さんさえいれば、それで良しだ。
実家の母はピンピンしているものの、
母亡き後、あの家をどうするのか
考えると憂鬱になってくる僕です。