今朝も寝起きはスキッとせず…
しかし、お腹の張りはまだ酷くないし、特に痛む部分もないし、まずまずの体調なのかな?
先日息子たちから、来る運動会についてプログラムとそれぞれの意気込みを書いたカードをもらっていましたので、午前中はその返信書きに当てることにしました。
しかし、なんだか眠くてペンが止まる…
最近の睡眠の質の問題かと思っていましたが、看護師さんからは
「きのうから、オキシコドンの量を増やしたからかも…?」
という説も。
どうってことのない手紙2通に3時間近く経過していました。
そんなことをしていたら突然、婦人科のN先生ご来室!
慌ただしくカンファレンスルームに移動して、お話しを伺います。
10/19にでていた、アバスチンやドキシルを試してみる件について。
N先生は私の体調や、トライアル精神も尊重して再度婦人科のカンファレンスにかけて下さったそうなのですが
婦人科の先生方の意見はやはりNO
可能性ゼロに限りなく近い効果を期待して、間違いなく不利益を被ることは認められないということだそうです。
N先生も丁寧に説明してくださいましたが、とにかく私のイメージ以上に薬が効く率は低い(どころか実質ゼロ)、そして副作用のダメージは大きい…みたいです。
私「わかりました。この件は挑戦しません。N先生にはこちらの気持ちを汲んで二度もカンファレンスにかけていただき、感謝します」
本当に2回目とか相当気まずかったんじゃないかな
そんなN先生のご意見ですもの、尊重します!
……というわけで、婦人科方面から攻める選択肢はきれいに消滅しました。
午後に入っていた東洋医学科のI先生とは、このことも踏まえてお話し。
とにかく腹水のコントロール、漢方でどうにかなりませんか⁈
…とお願いして、まずは身体の余計な水分を排出するような基本的な処方へ切り替えることに。
あと、こんなこと大学病院で聞いていいのかな?と思いつつ…
私「先生、○町で自由診療のクリニックをされていますよね。そちらだともう少し選択肢は増えますか?」
I先生「はい。生薬からになるので、煎じるのが面倒とか飲みづらいとかありますが。使える処方はグッと増えますよ」
大学病院の東洋医学科では、診察はきちんと伝統的な診断方法で診ているものの、結果的に処方できるのはツムラのエキス剤の中でも、大学病院内で決められたリストにあるものだけなんだそう。
そうなんだー
退院後はクリニックの方に行こう!と勝手に心に決めました
そして夕方は、退院支援看護師Tさんと旦那氏で面接があるというので、同席させてもらうことに。
昨日のお話しと概ね同じ打ち合わせだったのですが、3人で話してこんがらがってしまったのが、在宅診療のクリニックについて。
大学病院から紹介していただけるという話で、私は納得していたのですが。
旦那氏「彼女のご両親が『在宅診療については、地元で長年お世話になっている開業医さんの方がよいのでは?』と心配していまして…」
知り合いじゃないと信用できない年配者の猜疑心の強さよ
そこから少し話し合って、
「そもそも今回の退院において、在宅医療医に何をお願いしなきゃならないのか?」
という点をより具体化しなければならないという結論に。
もう少し、主治医U先生とお話しが必要そうです。
そして、夕食後にU先生がいらしてくださったので、あらためて退院後の方針など。
☆当座の目標☆
2週間に1度のCARTで、コンディションが維持できるようにする
《在宅医療医が必要な理由》
→しばらくハイカロリー輸液は必要。
点滴は看護師さんでも繋げられるが、処方は医師からでないといけない
→オキシコドンなどの調整は継続的に必要
ちょっとした痛みのために大学病院までくるのは体力がもったいない。在宅の医師に診てもらえるようにした方がいい
→腹水のコントロールも必要なら自宅で
CARTは大学病院に来てもらうにせよ、急に腹水が増えたり急いで処置する必要があるケースも。自宅で穿刺ができるようなら安心。
……などなど、やはり経験のある在宅診療の先生についてもらうべきことが色々あることがわかりました。
U先生「こう言うのもなんですけど…僕らにしてみれば、今のあのサンの体調は、今回の退院も不安なくらい『いつなんどき何があるか』という状態なんですよ。
都度こちらに来ていただいてももちろん構わないんですけど、それで余計な力を使っちゃうのはもったいないというか…だから在宅で診療を受ける体制もきちんと整えておいた方が絶対よいです」
えー、私、そんなにヤバいんですかー
私「しかし、家族間の調整が結局、一番めんどうなんですよ…ぐちぐち」
U先生「あのサンのお母様にも私から一度きちんと説明しますよ。ご都合聞いていただけますか」
U先生、本当に神
ここが解決するだけで、余命伸びる。
先生が主治医で、本当によかったです。