日曜日の病院。
突然、寒いわ大雨だわで、びっくり
午前中は同室の方が2人退院で賑やかでしたが、基本的には人の出入りも少なく静かです。
今日は主治医U先生もいないし、何かあっても応急処置になりがちなので、なるべくそーっとすごしています。
しんどいお腹の張りも、飲食控えてなるべくじっとしていれば、やりすごせそう…
それにしても、とにかく腹水、なんとかしたい。
つらつらネット検索していたら、こんな動画が。
「がんもどき」理論のぶったぎり等で有名な腫瘍内科医の勝俣先生のインタビューなんですが、
がん性腹膜炎に対するCARTもエビデンスというと無かったんですね。
あらためて調べると日本緩和医療学会のガイドラインでも
https://www.jspm.ne.jp/guidelines/gastro/2017/pdf/03_03.pdf
「がん患者の悪性腹水による腹部膨満感に対してCARTを行う推奨はエビデンスが不足しているため結論できない」
だそうです
腹水穿刺、頻回になるならカテーテル留置の方が「弱い推奨」になっているんですが、腹水を抜きっぱなしの方がラクかもしれないけど、それこそアルブミンとかどうなるんでしょう?
先の勝俣先生の動画では
「腹水になっている時点で、血管から成分が出てしまっている状態なので、腹水をある程度抜いたからといってそんなに体力が低下するわけではない」
みたいな説明もありましたが…
腹水は抜かないで済むなら、抜く必要はない。
腹水が苦しいならCARTに関わらず、適宜抜いてOKと解釈すればいいのかな?
しかし「エビデンスが無い」と言われてもCARTは一応保険も使えるし、原理的には使えるなら使って悪いことはなさそうに思えるんですよね。
コスパはよくないかもですが。
……うーん、やっぱり私はCARTをやりたいかなぁ。
ガイドラインにわかりやすい標準医療があるうちは悩まないけど、ここから先はエビデンスがちょっと足りなかろうが、自分に合った治療やケアを自分で選ばないといけなくなってきますね。
具合が悪くなるほど、頭を使うがん治療
でも、後悔のないように頑張ろう。