腫瘍内科でがん遺伝子パネル検査の話 | 卵巣がん…と、膵がんでした

卵巣がん…と、膵がんでした

乳がんで左乳全摘→ホルモン療法一段落→卵巣がん…だと?
→結局「膵がん」&「卵巣がん」確定で、ダブルキャンサーということに…さらにリ・フラウメニ症候群と診断されました。
属性 アラフィフ 家族は旦那氏+男の子2人のワーキングマザー

先日の土曜日、主治医U先生から電話。

まさかCTで見落とし?アセアセ

戦々恐々の気持ちで電話に出たら
U先生「がん遺伝子パネル検査の件で…」
先日の話について、さっそく腫瘍内科の先生とコンタクトしてくださったらしく、
「1/26なら腫瘍内科のK先生の予約がとれるんで、よかったら直接お話しませんか」
とのこと。

それならとさっそく本日でかけてまいりました。


腫瘍内科のK先生は鼈甲縁(たぶんトムフォード)の眼鏡が似合うスマートな雰囲気で、シャキシャキした喋り方をする先生。

とりあえず私のがん歴をざっと確認した後、がん遺伝子パネル検査についての説明。

・がん遺伝子パネルで治療につながる変異が見つかる確率は10〜20%くらい。

・見つかっても、標準治療にはならないため
①条件があう治験に参加する
②患者申出療養制度を利用する
③自由診療
のいずれかになる。

などなど。

私の場合、問題は検体になる膵臓の組織が針生検で取った分しかないこと。
とりあえず病理の先生に、足りるかどうか確認してくださるそうです。
卵巣だとまるっと片方取っているので、此方が使えるかどうかも検討してくださる模様。
ただ膵臓と卵巣が同じがんかどうかはわからないので、一応ターゲットは膵臓に…ということらしい。ややこしいな。
足りないとまた一泊2日で針生検ということに。

とにかく、がん遺伝子パネル検査については、保険の対象範囲で、進めていただくことにしました。

K先生「何かご質問ありますか?」
「ついでなんで伺いたいんですが…今のFOLFIRINOX って効いているんですか?」
K先生「あ、今、それ聞いちゃう?汗
…と、私の無茶振りにあらためて電子カルテを呼び出すK先生。

画面見えましたよ。
直近のCA19-9…7000…
年末の4000から、ガッツリ上っている…

K先生「画像に変化がなければ『効果あり』という判定になるんですが、マーカーの上りかたはあまりよくないかな〜。画像より先にマーカーの方が動くんで、この調子で上がるようだと、またC T撮った方がいいかもしれません」
「じゃあそろそろ切り替えかも?ですか」
K先生「あまり粘ってもね?」

「最近、髪の毛伸びてきたんで、抗がん剤が効かなくなってきているのかなぁと思っていたんですよ」
K先生「イノテリカンで脱毛しますけど、そんなに抜けました?」
「主観的には半分くらいですかね」
K先生「そこまでには見えませんが…普通の細胞も抗がん剤に慣れますからね」

だから、そんなに体調悪そうに見えないのね、ワタシ。