翌週になって、紹介状を持って大学病院へ。
「今はコロナのせいで、良性疾患だと診てくれないからね〜」
と呟きながらY先生が書いていた紹介状。
乳がん既往も強調しつつの卵巣がん疑い…といった内容になっているはず。
初診は婦人科腫瘍専門のベテランM先生。
持ち込んだMRI画像をさっと見てから、内診→超音波→子宮体がん検査。
「内臓はよく動くので、癒着はなさそうだね。MRIはパッと見た感じだと境界悪性かな〜という印象だけど、専門の先生に再読影を依頼します。
あと子宮体がんの検査と採血の結果を見て、治療の相談ね!」
再診はM先生のお弟子さん筋になるらしく
「どっちにしようかな〜早く診てもらえる方がいいよね〜じゃ〜Nだなぁ〜」
とパソコンで次の予定をいれてくれました。
(しかしいつ見ても大学病院の基幹システムってすごいなぁ…)
幸い会社がコロナ対策で出勤日を減らしているので、最短の受診もスムーズに

N先生はソフトな雰囲気の細身の男の先生。
「MRIの再読影の結果では…悪性疑いとのことでした。ちょっと見づらいんですけど、この辺とかが怪しいということで。
子宮体がんはClass Vでがん細胞が検出されていますけど、卵巣由来だと思います。ただ子宮体がんの可能性も無いわけでは無いので、今日もう1回細胞取らせてください。
あと腫瘍マーカーが…」
CA-19-9 …4000⁈
「何にせよ、卵巣がんかどうかは手術しないと確定できません。今はコロナの影響で手術の件数も絞っているので、手術の枠だけ今日おさえておきましょう」
あっさり手術日程決定。
乳がんは1か月待ったけど、今回は連休除いて正味2週間待ちという日程になりました。
「もし子宮体がんでも手術の内容はあまり変わらないんで…あとは近々 CT検査受けていただいて、その結果次第ですね」
……で、 CT検査以降に続きます
