春休み。

陽気ポカポカな午後。


娘が私にこう聞いた。




「お父さんっていぬだったの?」



「・・・。」



「お父さんっていぬだったの・・・」



思わずリピート・アフタ・ミー
してしまう私。



「ダンボールに
捨てられてたってほんとう?」



いたって真剣な娘。



(まて!まて!まてーーっ!
犬ってなんだよ。おいっ!)



よくよく話を聞いてみると。
お父さんに聞いたそうだ。



以下。父と娘の会話。


「お父さんとお母さんは
どうやって知り合ったのー?」



「お父さんは昔、犬だったんだ。

川にダンボールに入れられて
捨てられていた。

それをお母さんが拾ったんだよ」



「それで結婚したの?」娘。



「そう。

お互い仕方なかったからさ。

あの犬のCMあるだろ?

あれの逆バージョンだ」



「そうなんだぁ」娘。



旦那、帰宅後。


「ねぇ。あなた犬だったの?

あの子、真顔で聞いてたよ(笑)」


「そりゃ俺、真顔で言ったから」
ニカッ(* ̄∇ ̄*)



「てゆうか、あんな事言ったら
ちゃんと冗談だよって言ってよねー
信じて学校で話されたりしたら
あの子、変な子と思われるやん」



「ワンっ!ワンっ!」と旦那。







娘。
本気で信じてる(笑)

我が家の七不思議やな。



もう少し乗っかって
犬にしてようかな(笑)




まだ、娘に真実は
伝えておりません。



「じゃあ、
ばぁちゃん(旦那母)も
犬ってことだよねー?」

って言ってた娘。


そろそろ、教えてあげよう。





7才の春休みのお話。


これはひつじ⬇


動物園のなごり。